ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「ウォーキング・デッド」のルシール


物語の行方が気になる「ウォーキング・デッド」シーズン7ですが、2月までお休み期間に入ってしまいました。
並行してシーズン1から見返していましたが、そちらもシーズン6中盤まで来てしまったので、放送再開までしばらく寂しい日々が続きそうです。
最近は「ウォーキング・デッド」しか見ていなかったので、これからは見ずに溜まっているホラー映画を片付けていこうと思います。

このように相変わらず「ウォーキング・デッド」にどっぷりなのですが、勢いでこんなものを買ってしまいました。

lucille1.jpg


ルシール!!!

12月に発売されると聞き、1か月以上前に米amazonへ予約していました。
素材はプラスチックですがバット部分はずっしり重く、有刺鉄線部分はプニプニの素材なので怪我をすることはありません。
でも殴ったら確実に怪我する重さなので振り回すのはやめた方が良さそうです。

米amazonの表記価格は35ドルだったのですが、円高がガンガン進んだうえに、amazonが国外発送してくれない商品だったため転送サービスの手数料が加わり、総額9000円オーバーでした(汗)
「またこんなもん買って!」と嫁にネチネチ言われ、子供からは「これ買ってどうしたいの?」と呆れられましたが、たまたま届いたのが12月24日だったので「自分へのクリスマスプレゼントだ!」と押し切りました(笑)

lucille2.jpg

「ウォーキング・デッド」ファンのみなさまもおひとついかがでしょうか?
これがあれば今日からあなたもニーガン!

【追記】日本のamazonにも商品ページはありますが、本日時点では在庫切れになっています。
↓↓↓↓↓

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  1. 2016/12/27(火) 14:00:35|
  2. ゾンビ
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「ウォーキング・デッド」に思う事

以前も「ウォーキング・デッド」にはまってるというエントリーをアップしました。
ここにきてさらに「ウォーキング・デッド」熱が高まっててヤバイです。
シーズン1がDVDで発売された直後から見ていますが、実は”終着駅”の序盤でちょっと冷めつつあったんです。
で、シーズン5の中盤に差し掛かるあたりからは暫く寝かせてから見始めたのですが、それからは衝撃的な展開が続いたため一気にシーズン5を見終わりました。
シーズン6もDVDの発売を待って見始めましたが、後半が我慢できずにFire TV Stickを購入して一気に見ました。
しかし、大変なことが起こっているのにその全貌を見せなかったシーズン6のラストシーンが気になり、結局Huluの会員になって現在はシーズン7にどっぷりはまっています。

それにしても、本当に「ウォーキング・デッド」はすごいですね。
最初はゾンビアポカリプスな世界を舞台にしたソープオペラ程度に考えていたのですが、いやいや、これはそんな軽いものではなく、それまでのゾンビ映画の概念や常識を完全に覆してしまうほどの大きな影響力を持った作品です。
ただ単にゾンビ映画の歴史をぶっ壊したわけではありません。
「ウォーキング・デッド」の立役者、特殊メイクアーティスト兼プロデューサーのグレッグ・ニコテロは、あのトム・サビーニの補佐として、ジョージ・A・ロメロ監督の「死霊のえじき」にも関わったお方です。(しかも生首ゾンビにされる兵士で出演もしてましたね)
そういう意味では次世代のゾンビ映画の正統な後継者ですね。
その彼が、ロメロやサビーニが独立系プロダクションで細々と築いてきたゾンビ映画の完成形を、伝統を守りつつバラバラにして、再構築した結果生まれたのが「ウォーキング・デッド」ではないでしょうか。
日陰の存在だったゾンビを、茶の間のテレビに毎週映し出したというニコテロさんの功績はもっと評価されてもいいですよね。

そんなニコテロさんですが、「ウォーキング・デッド」のいくつかのエピソードを監督しています。
最近気付いたのですが、ニコちゃんが監督する回は色々な形で激しい展開になることが多いということ。
大量のゾンビが出てきたり、グロシーンが見せ場だったり、残酷な展開が用意されていたり、重要な人物が死んでしまったり…。
シーズン6の第9話とか、ニコテロ監督の気合をめちゃくちゃ感じました!

ただ最近、ゾン…じゃなくてウォーカーの殺し方が雑になってますね。
脳を破壊しないと倒せないっていうルールだったのが、いつしかクビにナイフを刺すだけで倒せちゃってますね。
絶対に脳まで届いてないな…っていうシーンが多いのが気になります。
刑務所でヘルメット被った武装警官ウォーカーを倒す時、顎の下から脳を突き刺したあたりから首狙いが増えてきたような。
そういう基本的な所はしっかり抑えてほしいですね~。

【注意】
以下、シーズン7・第一話のネタバレがあります!!
内容を知りたくない場合、スマホの方は下にスクロール禁止、PCの方は「続きを読む」をクリック禁止です。




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  1. 2016/11/07(月) 00:38:35|
  2. ゾンビ
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「10 クローバーフィールド・レーン」 タイトルに惑わされずに見ましょう(汗)

「10 クローバーフィールド・レーン」
(原題:10 CLOVERFIELD LANE)
2016年アメリカ映画


最初に。これから見ようと思ってる方、これは何も情報を入れずに見た方が良い作品です。
日本の公式サイトはもちろん、出来ることならDVDのパッケージすら見ない方が良いです(さすがにそれは無理か…)。
という訳で、未見の方はこんなレビューブログはさっさと閉じてお戻りください。
ひとつだけ言わせて頂くと、タイトルから受けるイメージも一旦脳内から消去してから見始める事をお勧めします。。。



「クローバーフィールド/HAKAISHA」のプロデューサーであるJ・J・エイブラムス製作のサスペンススリラー。
「クローバーフィールド」の監督であるマット・リーブスもエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねています。
このスタッフにこのタイトルから、誰もが「クローバーフィールド」の続編ないし関連作品だと思いますよね。
ところが、物語の繋がりはないし、「クローバーフィールド」の巨大怪獣も出てきません。
何でこんなタイトルを付けたのか訳が分かりません。

恋人と暮らす部屋から荷物をまとめて飛び出し、車で夜の田舎道を走るミシェル。
すると突然、大きな衝撃と共に車は道路から飛び出して横転。気を失ってしまいます。
目覚めると、そこは狭い地下室。
その地下室はハワードという男が農場の地下に作ったシェルターで、エメットという若者と共に生活しています。
彼ら曰く、ミシェルが恋人の事を考えながら車を走らせている間にアメリカが何者かに攻撃され、都市部は壊滅状態とのこと。
そして、シェルターの外は空気が汚染され、数年間は外に出る事ができないと聞かされます。
男たちの言う事が信じられないミシェルは、ハワードのカギを奪って外へ逃げ出そうとする。
ドアの前に立つと、その窓から顔を負傷した女が覗き込み、助けて欲しいと叫んでいた。
外で何かが起きている事を悟り、ドアは開けずに地下へと連れ戻されたミシェル。そして二人の男との共同生活が始まる。
しかし、ハワードの隠された顔(誘拐殺人犯!)が少しずつ明らかになり、地下室は不穏な空気で満たされてゆきます。
いよいよハワードがヤバイ男だと気付いたミシェルとエメットは、シャワールームのビニールカーテンを材料に防護服を自作し、外へ助けを求めに行こうと画策。
しかし、二人がコソコソしているのに激怒したハワードはエメットを射殺してしまいます。
ミシェルは、被害者の遺体を処理する為にハワードが隠し持っていた酸をぶちまけ、傷を負わせたハワードがひるんだ隙に、お手製防護服を身に着けてシェルターの外へと飛び出すのですが。。。

このように、物語の大半は外部と隔絶されたシェルター内で繰り広げられる密室劇なのです。

「え?これでハッピーエンド?怪獣は???」とこちらが動揺していると、まるで生存者を探しているかのように飛行する物体が登場。
そのとき、地下室の中で大爆発が起こり、地上に巨大な火柱が上がります。
それに気付いた飛行物体が近づいてくると、それは長い触手をユラユラさせた巨大な宇宙船。
船体から放出され農場の捜索にやってきた宇宙生物に見つかってしまったミシェルは、ハワードのトラックに乗り込みます。
ところが巨大宇宙船の触手に車ごと捕まってしまいます。
宇宙船の下部にある巨大な口に吸いこまれそうになったとき、トラックの中にあったウイスキーボトルで作った火炎瓶を口の中に投げ込み、宇宙船は内部から大爆発。
地上に叩き付けられるも助かったミシェルは、車のラジオで案内されている避難所ではなく、エイリアンとの戦いが繰り広げられているヒューストンへとステアリングを切った。。。

このように、今回人類を恐怖に陥れていたのは宇宙船型エイリアン。
「ナビゲイター」「ニューヨーク東8番街の奇跡」のような生きてるUFOというより、機械のアーマーを身に着けた宇宙生物という感じでしょうか。
「クローバーフィールド」の巨大怪獣とは見た目も大きく異なっており、とても仲間とは思えません。
また、「クローバーフィールド」の売りでもあった手持ちビデオカメラによるPOV撮影も採用されていません。
登場人物やストーリーにも繋がりはなく、タイトルに”クローバーフィールド”を入れる意味が理解できないんですよねえ。
ちなみに、”10 クローバーフィールド”とは、地下室のあった農場の住所であることが最後に明かされます。
前作(という言い方が適切かどうか分かりませんが)のタイトルは、J・J・エイブラムスの会社のある場所の地名から取った、みたいな事を言っていたと思います。
だからあまりタイトルに深い意味は無いのかもしれませんね。

ミシェル役は「遊星からの物体X ファースト・コンタクト」「スコット・ピルグリム VS 邪悪な元カレ軍団」「ダイ・ハード4.0」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンばりに換気ダクトの中を這いずり回ったりもしてました(笑)
ハワード役はヤバダバドゥのジョン・グッドマン。「狼の死刑宣告」ではクズの武器売人を、「アルゴ」では味のある特殊メイクアーティストを、「モンスターズ・インク」では憎めないキャラを活かしてサリーを演じるなど、演技の幅の広さにはびっくりします。
そんなジョン・グッドマンに殺されてしまうかわいそうなエメットを演じるのはジョン・ギャラガー・Jr。
声だけの出演ですが、ミシェルのスマホに電話してくる元カレ役は「アメリカン・スナイパー」「ハング・オーバー」のブラッドリー・クーパー。
登場人物は少ないですが、配役はなかなか良かったです。

「クローバーフィールドの続編」と期待しながら見ると肩透かしを食らいますが、密室サスペンスとしては十分に楽しめました。
どうせなら未知の生物が登場すると期待させるようなタイトルや宣伝はやめればよかったのに。
ありがちな密室サスペンスを見ていたつもりが実はSFだった!みたいなサプライズがあればお得感3割増しくらいだったのでは。

最後のエイリアンとの戦いが取って付けたようですが、彼氏と別れてウジウジしてたミシェルが、自らの意志で戦地へ向かうというラストは非常に気に入りました。
あれがあったおかげで作品全体の印象が引き締まったと感じましたね。
SFテイストが最後の最後まで前面に出てきませんが、閉鎖的な物語の裏でエイリアンが大暴れしていたというのは、見終わった後に余韻を与えてくれます。

しかし、地下で異常者と暮らすのも地獄、地上でエイリアンと死闘を繰り広げるのも地獄。
自分ならどっちを選ぶか。。。やっぱりエイリアンかな。

↓このパッケージ、オチを見せ過ぎだって(汗)




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  1. 2016/10/21(金) 18:51:21|
  2. SF
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スプラッター映画の巨匠H・G・ルイス監督死去

「血の祝祭日」「2000人の狂人」「血の魔術師」などでスプラッター映画ファンにはお馴染のハーシェル・ゴードン・ルイス監督が、2016年9月26日に亡くなられたそうです。

スプラッターの先駆者ハーシェル・ゴードン・ルイス監督が死去[映画.com ニュース]
http://eiga.com/news/20160927/13/


スプラッター映画という概念がまだ無かった60年代から、大量の血糊を飛び散らせ、人体を見世物のように切り刻んでいた監督ですね。
エクスプロイテーション映画といわれるエロや暴力を見世物にした映画を撮っていた方ですから、どこまでも見せてしまうその過剰なまでのサービス精神を持って撮った一連のホラー映画の描写も凄かった。
それらはドライブインシアター向けに作っていた作品なのですが、こんなの当時の普通の映画館じゃ公開できなかったでしょうね。
一般的な映画作品として見れば脚本、演出を始めとする全ての要素があまりにもお粗末だし、低予算なスプラッター描写も今の商業映画のレベルを期待したら落胆するかもしれません。
でもここまでのパワーを秘めた作品っていうのは現代でもなかなかありません。
個人的には最もパワフルでクレイジーな「2000人の狂人」が一番好きですね。
1970年代初頭に映画製作から手を引きましたが、2000年代に突如「ブラッディ・フィースト 血の祝祭日2」で監督に復帰。
実は未見なので、これを機に中古DVDを探してみようと思います。

昔から慣れ親しんだ作品の生みの親が亡くなるというのは、自分の体の一部を失ったかのような喪失感を覚えますね。
少し前の「血の魔術師」に続き、今年は「血の祝祭日」がリメイクされたりして、H・G・ルイス監督がまたクローズアップされると思っていたのに残念。
心からのRest In Peaseを。。。

「血の祝祭日」


「2000人の狂人」


「カラー・ミー・ブラッド・レッド」


「悪魔のかつら屋」


「ゴア・ゴア・ガールズ」


「血の魔術師」


「ブラッディ・フィースト 血の祝祭日2」


リメイク版「血の祝祭日」


    
   
  



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  1. 2016/09/28(水) 19:39:24|
  2. スプラッター
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「マギー」 ゾンビ化していく少女と、見守る父の物語

「マギー」
(原題:MAGGIE)
2015年アメリカ映画



アーノルド・シュワルツェネッガーが冴えない農夫役、「ゾンビランド」のアビゲイル・ブレスリンがゾンビに噛まれ徐々に身体を蝕まれていく娘、マギー役を演じた作品。
演技には期待できないけどシュワちゃんの農夫役っていうのも見てみたかったし、「リトル・ミス・サンシャイン」でアカデミー賞にノミネートされたりと演技派で知られるアビちゃんのゾンビ役ってのも興味があり、ちょっと期待していました。

まず理解しなければいけないのは、この「マギー」は戦ったり、逃げ惑ったりするような一般的なゾンビ映画ではないということ。
ゾンビの活躍を期待して見ると肩透かしを食らいますのでご注意を。
また、ゾンビ化していく過程や体の変化を見せる訳でもなく、なす術もなく運命を受け入れざるを得ない一家を淡々と描いていきます。

感染するとゾンビ化してしまうウイルスが蔓延しつつあるアメリカの片田舎。
農場を営むウェイド・ヴォーゲルは、汚染された作物を焼き払い、無人の商店などか生活物資を掻き集めながら暮らしていた。
そんな中、長女のマギーが物資を探している最中、腕をゾンビに噛まれてしまい、隔離病棟に入院させられてしまう。
ゾンビへと変身してしまう事が分かっているため、医師や警察などが引き止めるものの、それを聞かずにウェイドはマギーを自宅へと連れ帰る。
自宅では継母であるキャロラインとその連れ子の幼い兄妹が待っていた。
住み慣れた家でギリギリまで普段通りの生活を送らせようとするウェイドだったが、すぐにマギーは食欲を失い、肌が変色していくといった異変が表れる。
ある日、マギーの感染を知った友人がマギーをキャンプに誘い出す。
集まった友人たちの中にはマギーが恋心を寄せる少年トレントもいたが、彼も感染しており、マギーよりも症状が進んでいた。
自分が生者として仲間に会うのはこれが最後と悟ったマギーは、親友と最後の抱擁を交わし、自宅へと戻る。
日増しに症状が悪化していくマギーに耐えられなくなった継母キャロラインは、幼い二人の子供を連れて実家へと帰ってしまう。
ウェイドと二人になったマギーは親子二人の時間を過ごすが、それも長くは続かなかった。
マギーを隔離病棟へ連れ戻そうと地元の警察がウェイドの自宅へ現れる。
警察の前に立ちはだかって何とか阻止するものの、ウェイドもマギーも残された時間が残り少ないことを理解していた。
明け方、ベッドからゆっくり起き上がったマギーは、ソファーで眠るウェイドのもとへフラフラと歩み寄っていく。。。

冒頭に書いた通りゾンビと戦う映画ではなく、ゾンビ化してしまう不治の病に冒された少女を描きます。
登場するゾンビは、マギーを噛むゾンビ、立ち寄ったガソリンスタンドにいたゾンビ、近所の父子ゾンビ、計4体だったと思います。
マギーが噛まれるシーンは一瞬しか映らないし、父子ゾンビはフラフラ歩いているところを撃たれるだけ。
唯一ゾンビらしく襲い掛かるのはガソリンスタンドのゾンビのみ。
グロいシーンも皆無ですので、ホラー映画として見たらダメ。

じゃあ親子の人間ドラマでさぞかし泣かしてくれるんだろうと思うかもしれませんが、登場人物の内面描写が弱く、自分はあまり泣けませんでした。
ゾンビに噛まれた本人もその家族も、実際そんな状況に陥ったら相当苦悩すると思います。
ところがこの親子は割と冷静で、感情をあまり表に出しません。
自分が間もなく死んでゾンビになる…、愛娘が間もなく死んでゾンビになる…、それに対する感情の揺れを表現できれば感動倍増だったのですが。

そして、個人的にはもっとマギーが戸惑ったり、怯えたりするシーンがあっても良かったと思います。
年頃の女の子なんですから、体に異変が表れ、化け物に近付いていくのを実感したらもっと動揺すると思うんですよね。
「体温が室温と一緒じゃねーか!」みたいなのはやり過ぎだとしても、そういうリアクションは盛り込むべきだったのでは。

題材としてはすごく面白くなる可能性を秘めた作品だったと思うのですが、残念ながら素材をそこまで昇華させられませんでしたね。
「ウォーム・ボディーズ」みたいな新しいゾンビ映画の形を見せてくれると期待していたのでちょっと残念。
ちょっと捻ればゾンビ版「ヴァージン・スーサイズ」みたいな面白い作品になったと思うんですよねぇ。惜しいなあ。

 


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  1. 2016/09/26(月) 21:56:29|
  2. ゾンビ
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「ファイナル・デッドブリッジ」 監督と脚本家を入れ替えてのシリーズ5作目

「ファイナル・デッドブリッジ」
(原題:FINAL DESTINATION 5)
2011年アメリカ映画




イマイチという評判を聞いて未見だった前作「ファイナル・デッドサーキット」を少し前に見た流れで、何となく見てみたシリーズ5作目。
4作目はうわさ通りの出来だったのでこのシリーズはもう見なくていいかな…と思ったのですが、この5作目は監督と脚本家が代わったということでもう一度だけ見てみることにしました。
監督のスティーブン・クォーレは、「タイタニック」や「アバター」の第二班監督を務め、「ファイナル・デッドブリッジ」の次に竜巻映画「イントゥ・ザ・ストーム」を撮った人です。
また脚本はリメイク版「エルム街の悪夢」「遊星からの物体X・ファースト・コンタクト」を書いたエリック・ハイセラー。
この脚本家さん、この後にポール・ウォーカー主演の「ハリケーン・アワー」の脚本&監督を務めた方です。
「ハリケーン・アワー」は、ハリケーンで無人となった街の病院で、保育器から出せない生まれた直後の我が子を守る、新米パパを描いた人間ドラマでした。
日本ではディザスター映画のように宣伝されたためそのイメージで見た方からは評価が低いようですが、限られた狭い舞台の中で展開する低予算作品ながらも、サスペンスと温かみのあるストーリーが個人的にとても心地よかったです。
このあたりの人選を見ると、製作サイドも「ファイナル・デスティネーション」シリーズにテコ入れしようとしたのかな?なんて思えたりしますね。

今回は工事中の橋が崩落するという事故で命拾いした新社会人たちが主人公です。
就職先の研修旅行のためバスに乗っていたところ、主役のお兄ちゃんが事故を予見し、バスを停めて外に飛び出します。
それにつられて数名の男女が下車したところ橋が揺れ始め、全員橋のたもとまでダッシュ!間一髪のところで助かります。
しかし、彼らはもともとその事故で死ぬ運命だったため、その命を奪う為に運命が追いかけてくる。。。

オープニングの橋崩落シーン以降はいつも通りの展開です(笑)
本来橋で死ぬはずだった順番通り、若者たちが一人ずつ無残な死を遂げていきます。
その死の連鎖を止めるためには、誰かが助かってその流れを止めなければいけない。
結局、監督と脚本が代わってもシリーズ一連の連鎖は止められなかったみたいです(汗)
でも、前作「ファイナル・デッドサーキット」と大きく違うのが、シリーズ初期のようなシリアスタッチに軌道修正した点。
前作は悪ふざけが過ぎたためにリアリティが感じられず、また死に方も悪い冗談みたいなシーンばかりでそれがCGの粗となって表れていました。
ヤケクソで暴走したかのような前作よりも、真面目に新しい「ファイナル・デスティネーション」を作り上げたところは評価したいですね。

あと、驚いたのがラストのオチ。
橋の惨劇を乗りた生き残りの若者たちは、新生活を始めるためにパリ行きの飛行機へと搭乗します。
するとその飛行機には、なんと「ファイナル・デスティネーション」1作目の登場人物たちが乗ってるんです!
冒頭からちょっと古めのクルマが多く出ていたので「予算が無かったのかな…」なんて考えていたのですが、この5作目の舞台は、1作目が製作された2000年のアメリカだったんですね。
飛行機から降りる!降りない!と揉めてる彼らを横目に、主人公たちを乗せた飛行機は離陸するのですが…1作目を見た人ならその後どうなるかはご存知ですよね。。。
最近が舞台かと思って見ていたら、5作目のお話は1作目よりも以前に起きた事件だったというオチ。
1作目に対する監督と脚本家のリスペクトを感じずにはいられない展開です。
このラストを見ると、あえてシリーズのお決まりパターンを踏んだのも、旧作に対する敬意の表れなのかなと思えてきますね。

前作のように肉片が飛びまくるような描写は少ないですが、それでも頭部を粉砕したり、路上に転がった眼球をクルマが轢いて潰したり、クレーンのフックが頭部を貫通したりと、容赦ない残酷シーンの連続。
中でも、レーシック手術で使うレーザーが暴走し、肌をジリジリ焼くシーンはきつかったです。
(追記:その後、自身がレーシックの手術を受けることになった際、どれほどこの映画を見たことを後悔したか。。。)

主人公の青年を演じるのはニコラス・ダゴスト、その恋人役は「ウォーキング・デッド」でアンドレアの妹役を演じていたエマ・ベル。
FBI操作官は「レッド・オクトーバーを追え!」でソナーと睨めっこしていたコートニー・B・ヴァンス。
また久々にトニー・トッド(「ファイナル・デスティネーション」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド死霊創世記」)もシリーズに復活しています。

5作目がヒットしたらさらに続編も作る計画だったようですが、既に5年が経過したのに音沙汰がないということは、これで打ち切りでしょうか?
まあ今作で1作目に話が戻りましたからね、もうこのままそっとしておいてもいいような気もしますね。
シリーズのファンとしてはちょっと寂しい気もしますが。

   


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  1. 2016/09/06(火) 20:16:04|
  2. ホラー
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「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」 人気シリーズのスピンオフが無料で見れます♪

先日、「ウォーキング・デッド」の続きが待ち遠しいと当ブログに書きました。
その時ふと思い出したのですが、「ウォーキング・デッド」の別シリーズ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」がamazonプライムで無料配信されてるんですよね。
「ウォーキング・デッド」のスピンオフであり、ゾン…じゃなくてウォーカーが出現し、少しずつ文明が崩壊していくアポカリプス初期を描いたテレビドラマです。



自分はプライム会員なので、配信が始まってすぐにスマホでパイロット版の1話目を見たのですが、さすがにスマホの画面じゃ見づらかった。
そこで改めてパソコンで見てみよう!と思ったものの、何となくPCで見るのが億劫で未見のままズルズルきてました。
やはり映画はテレビの前でソファーにドカッと腰を下ろして見たいと思いまして。
そこで、ついにAmazon Fire TV Stickを購入しました。一番安い4,980円のやつです。
無料で見れるのにストリーミング再生機器を買うのは勿体ない…と思っていたのですが、これは買って大正解。
「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」はシーズン1全話が視聴可能で、現在放送中のシーズン2も毎週新しいエピソードが追加されています。
プライム会員なら全話無料ですし、amazon先行配信なので現時点ではここでしか見れません。
またその他の映画も、ソフトが発売されたばかりの新しい作品が無料で見れます。(現時点では「ジュラシック・ワールド」「ミッション・インポッシブル・ローグ・ネイション」など)
あまりマニアックなホラー映画は多くありませんが、スティーブ・マイナーがリメイクした「デイ・オブ・ザ・デッド」などが無料配信中です。
無料配信作品以外も、レンタル程度の料金を払えばドマニアックな作品なども視聴可能です。
amazonのプライム会員で、映画をよく見る方ならFire TV は持っていないと絶対に損だと思いますよ~。

そんな訳で、晴れて「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が見れる環境が整い、最新のシーズン2第7話まで一気に鑑賞しました。
アメリカ南部を舞台にした「ウォーキング・デッド」に対し、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」は西海岸ロサンゼルスが舞台。
共に離婚歴ありのトラビスとマディソンのカップルと、マディソンの連れ子であるニックとアリシアの4人家族が物語の核となります。
一家が暮らすLAに、謎の伝染病が発生、感染者が人間を襲い始めます。
街がにわかにパニック状態に陥りかけた時、警察が事態を収拾しようと乗り出しますが、それが火に油を注ぐ形となり、街中で暴動が発生。
その騒ぎの中で発生した死者が蘇って他の人間をを襲い始め、事態はさらに悪化してしまいます。
そんな修羅場のLAから脱出を試みる主人公一家に、トラビスの前妻ライザと息子のクリスが合流、さらに暴動の最中、一行を助けてくれたエルサルバドルからの移民であるサラザール一家が加わり、軍に守られた郊外の住宅地へと辿り着きます。
そのフェンスで囲まれた街は一見平和に見えますが、秩序を守るために軍隊が市民を押さえつけていました。
また、怪我人や病人は強制的に医療施設で隔離され、麻薬中毒のニックと、市街から脱出する際に負傷したサラザール家の母親も施設へ連行されてしまいます。
その直後、軍が撤退する事が決定、保護下にある市民は皆殺しにされる事を知った一行は街からの脱出を決意。
まずはニック達を連れ戻すため、軍に守られた医療施設へ大量の「感染者(=ゾンビ)」を引き連れて向かう。。。

ここからシーズン1のクライマックスへと突入していきます。

私はシーズン1そのものが「ちょっと長めのプロローグ」という印象を受けました。
全6話で「ちょっと長めのプロローグ」でもいいのですが、残念ながら物語の構成に難がありました。
展開が遅く、ダラダラとお話が進むため、寝落ち→翌日見直すを何度か繰り返しました。
全く話が進まないので「この話必要?」と感じる回がいくつかありましたねぇ。
最初から本家「ウォーキング・デッド」のような劇的な展開を期待するとちょっとがっかりするのでご注意を。

「ウォーキング・デッド」も出会うグループごとにゾンビの呼び方が違いますが、「フィアー~」では感染者と呼ばれています。
感染者が出現し始めた初期を描いているので、あまりゾンビが出てきません。
ときどきチラッと出ますが、シーズン1の後半までゾンビの存在感は薄く、人間のサバイバルドラマ中心に展開します。
ゾンビが出てこないのでゴア描写も殆ど無く、たまに出てくるゾンビもまだ死にたてなのでメイクも軽めです。

人間ドラマで文明崩壊を見せるというアイデアは良いのですが、それにしてもあまりにもゾンビと人間が混在するシーンが少なく、人々の生命や暮らしがゾンビ出現によって脅かされていく過程があまり表現されていません。
暴動の混乱の中でゾンビに襲われているシーンは多少あるものの、暴動が治まったら街は一瞬でゴーストタウン化して、人影もゾンビ影(?)も街から消えてしまいます。
いくらゾンビの感染力がすごくても、一瞬で街から人が消えたり、またそこまで勢力を拡大したゾンビの存在感が感じられないのは違和感がありますね。
その過程を描かないと、この初期段階を舞台にする意味が半減してしまうと思うのですが。

また、感染源が明らかにされるのかと思いましたが、残念ながらそれには触れられず。
まああまり真相を明らかにし過ぎてもミステリアスさを削ぐ事になってしまいますが、とりあえず目新しい試みが無かったことは残念です。

そして、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が最もダメな点は、見た方々が口を揃えて仰っている、「登場人物への感情移入ができない」事だと思います。
登場人物はどいつもこいつも揃いも揃って、自己中心的で、身勝手で、協調性が無くて、空気が読めなくて、頭が悪い…。
こんなにキャラクター創造がダメな作品ってあまり無いですよ。
まず主人公一家のお母ちゃん、マディソンの自己中心ぶりが酷過ぎ。
不信感丸出しで酷い態度で接した相手に謝罪もなく、それが当たり前と言うように助けを求めたり、乗っけてもらった船でもエラソーな態度で振舞ったり、しまいには嫌いな人間をゾンビの檻に放り込んだりとか、もう早くお前が食われてくれと願ってます(笑)
あとマディソンと並んで早く食われて欲しいのがトラビスの息子クリス。
一人でイジイジいじけっ放しで、たまに何か喋ったと思えば皮肉や憎まれ口だし、たまに何か行動を起こせば全て裏目に出て人に迷惑かけてばかり。
演じている俳優には申し訳ないけど、もう顔を見るのも嫌。お願いだからもう出てこないで(笑)
その他登場人物も性格が…とかいう問題じゃなくて、もっと根本的な人間性を疑うようなキャラばかりだから救いが無い。
こいつはマシかな…と思ってると突然訳の分からんことでキレ始めたりとか、もうほんとに全員ダメ。
誰がゾンビのえじきになっても知ったこっちゃないので、いまいち物語に入り込めないんですよね。
寧ろ噛まれてゾンビになった方が、周囲にとって無害なんじゃないかと思えるくらいなので、、、

本家と比べるとクオリティは低いと言わざるを得ませんが、amazonプライム会員ならただで見れますし、「ウォーキング・デッド」新シリーズまでの暇つぶしとしては十分楽しめます。
現時点ではその展開に不安を抱えてはいますが、今後に期待しつつ、ファンとして一応その行く末を見守ろうと思います。

 

 


  1. 2016/08/31(水) 00:34:02|
  2. ゾンビ
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「ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー」 チェーンソースプラッターの隠れた名作

「ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー」
(原題:PIECES)
1982年イタリア/スペイン合作




ここでまた色々と懐かしいホラーがソフト化され、2016年後半から暫くは資金難に陥りそうです(泣)
そんな中で、個人的に目玉作品と考えているのが「ブラッド・ピーセス/悪魔のチェーンソー」です。
昔レンタルビデオで見て、その残酷描写と驚きのラストに腰を抜かしそうになりました。
しばらく経っても忘れられず、高額な中古VHSビデオまで購入してしまいました。

ヌード女性のジグソーパズルで遊んでいたことを咎められた少年が母親を斧で惨殺、ニコニコ笑顔で遺体をバラバラに解体してしまいます。
しかし現場に警察が踏み込もうとすると少年は自らクローゼットの中に隠れ、自分も被害者を演じて犯行を隠します。
時は流れ、ある大学の校内でチェーンソーを使った連続殺人事件が発生。
犯人は大人になった少年で、組み上げる前のパズルのヌードモデルのように、女子大生の遺体をバラバラに刻んでゆく。。。

日本では知名度の低い作品ですが、当時のB級ホラーとしてはそこそこのクオリティを保っています。
イタリアンホラーのようなダラダラした所もなく、アメリカのホラーっぽいテンポなので見やすい。

登場人物の一人が元少年なのですが、殺人鬼の顔は見せないため誰が元少年なのか分かりません。
ラストで「こいつか!」となる訳ですが、まあB級ホラーにありがちないささか強引な展開ではあります。
この犯人判明がオチか…とガッカリしたらいけません。
この作品のラストには驚愕の三段オチが用意されているのです!
特に最後の展開は色んな凄まじいので、エンドロールが出るまで気を抜かずに見てくださいね。

1982年のB級映画としては特殊メイクもかなり頑張っていて、残酷描写のレベルも非常に高いです。
チェーンソー映画(?)の先駆けである「悪魔のいけにえ」に直接的なゴア描写が無かったのに対し、こちらは血とバラバラ死体の大盤振る舞いです。
チェーンソーが女子大生の肌を抉るシーンのアップとか、なかなかキツイですよ。

監督はスペイン人のファン・ピケール・シモン(J.P.サイモン)。
人食いナメクジが人間を食いまくる「スラッグス」や、90年代には「新リバイアサン/リフト」という深海ホラーを撮ったりもした監督です。
昔はファン・ピークエル・サイモンと読んでいたと思うのですが、最近はこのように書かれていますね。
出演は「地獄の門」「エクスタミネーター」のクリストファー・ジョージ、「XYZマーダーズ」や実写版「ポパイ」でブルートを演じていたポール・L・スミスあたりが有名どころでしょうか。

それにしても、こんな作品がまさかのBlu-ray化とは嬉し過ぎます♪
隠れた名作B級ホラーが改めて評価されるのは、この手の作品のファンとしては大変喜ばしい!
歴史に埋もれそうなB級映画を、ソフトメーカーさんにはどんどん発掘して欲しいですね~。





テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2016/08/23(火) 18:57:52|
  2. スラッシャー(殺人鬼)
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「ウォーキング・デッド」が待ち遠しい…

アメリカじゃすでにシーズン7が話題になっている「ウォーキング・デッド」。
DVDで見ている自分はしばらく前にシーズン5を見終わって、今はシーズン6のDVD発売待ちです。

シーズン5ではハーシェルの娘でありマギーの妹でもあるベスにはびっくりさせられました。
あそこであんな風になるとはね。。。
「ウォーキング・デッド」の中でもかなり意表を突かれたシーンでした。

http://www.amc.com/shows/the-walking-dead/video-extras/season-05/episode-08/spoilers-beth-greene-the-walking-dead

まあ彼女はもともと言わなきゃいいのに…、やらなきゃいいのに…って事をあえてするキャラでした。
何度も死亡フラグが立ちつつも、よくぞこれまで生き続けてきましたね。
ついにその運も尽きたということでしょうか。

それにしてもシーズン6の発売が待ち遠しい。
DVDで見ていると所有できるというメリットはあるものの、ネット配信より大幅に遅いのがつらいところ。
でもね、持っていたいんですよねえ、ディスクを。
それに、配信で見ておいて、後でソフト購入というのは何となく悔しいんです。
だから発売日までひたすら我慢プレイ。

そんな訳で、「ウォーキング・デッド」禁断症状が出そうだったので、今はシーズン1から見直しています。
最初の頃はグレンなんて少年みたいだし、ダリルも今より随分きれいな顔しています。
6年の時の流れを感じますね。
今じゃ顔色一つ変えずにゾンビにとどめを刺すキャロルも、まだDV夫に怯えて暮らしてます。
過去に遡って見るとこうして今との違いを楽しみながら見ることができますね。

こうして繰り返し見てる「ウォーキング・デッド」は、やはり名作ゾンビ映画と比べても非常にクオリティが高いと思います。
これ以上のゾンビメイクは今後出ないだろうと思われた「死霊のえじき」も、「ウォーキング・デッド」を知った後ではえらくシンプルに見えてしまいます。
テレビ映画で毎回あのクオリティのゾンビメイクを繰り出すKNB(特殊メイクを担当する会社)は本当にスゴイ。
ちなみに「ウォーキング・デッド」の製作にも関わっているKNBのグレッグ・ニコテロは、「死霊のえじき」で生首のゾンビを演じているのは有名な話ですね。

ゾンビ映画の常識を覆した「ウォーキング・デッド」、これからもホラー映画ファンは暫く目を離せませんね~。

              


テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2016/08/08(月) 19:18:13|
  2. ゾンビ
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「グエムル-漢江の怪物」 韓国映画界が放ったモンスター映画の佳作

「グエムル-漢江の怪物」
(英題:THE HOST)
2006年韓国映画




韓国映画界が放ったモンスター映画。
公開当時劇場で見ましたが、今でも時々見たくなる作品です。

韓国を流れる河川、漢江(はんがん)に、在韓米軍が流した薬品が原因で突然変異したモンスターが出現。
人々をさらっては巣に連れ帰っていた。
目の前に出現したモンスターに反撃を食らわせた中年男カンドゥだったが、中学生の娘がさらわれてしまう。
モンスターと接触したカンドゥは捕えられ、医療機関で厳しい検査を受ける事になる。
そこで娘の携帯電話から着信があり、生存している事を確信したカンドゥは、父親、弟、妹の力を借りて病院を脱出。
モンスターを追いかける。。。

モンスターは勿体ぶらずに最初からその姿を見せまくります。
ピーター・ジャクソン監督の息が掛かったニュージーランドの会社およびアメリカ西海岸のスタジオで制作されたモンスターのCGは、2006年当時としてはかなりハイレベルなクオリティ。
モンスター映画好きにとってはなかなか見ごたえがあります。

冒頭、突然川沿いの公園に怪物が現れ人々に襲い掛かる場面がスピード感がありスリリング。
そこだけ見ると以降のハイテンションな展開に期待が高まりますが、それ以降はわりとゆったりお話が進みます。悪く言うとグダグダ。
でも退屈と感じる寸前でモンスターがちょこちょこ姿を見せてくれるのがうまい。良く出来てます(笑)

孫娘を捜索する一家のキャラクター描写にはちょっと難あり。
父カンドゥは父親が経営する売店を手伝っていますが、店番しながら居眠りしたり、昼間から酒を飲んだり、売り物をつまみ食いしたりとかなりのダメ親父。
それが娘を助ける過程で立派な父親に変化していくのかと思いきや、ずーっと情けなく緊張感のないままなんです。
娘をさらわれたショックで正気じゃいられないという気持ちは分かりますが、娘を助け出したい!という強い意志があまり見えてこない。
なので、観客が感情移入するのを拒んでいるように感じてしまうんです。
またおじいちゃんもちょっとコミカル過ぎて緊張感を削ぐ一因となっています。
最後の最後、モンスターと対峙する一瞬だけ強いカンドゥが見れますが、それよりも際立って格好良く見えるのが妹。
アーチェリーの選手という設定で、火の点いた矢でモンスターに会心の一撃を食らわせます。
いいとこ無しの主人公カンドゥさん(笑)

ラストは韓国映画お得意の「最悪の結末を美談にまとめる」手法。
監督はきれいにまとめたつもりなんでしょうが、私としては非常に後味が悪い終わり方でした。
韓国映画は頑張った登場人物も情け容赦なく死なせるからねえ。

その他、展開に説明不足な点があったりといまいち完全燃焼しきれない部分もあり、映画作品としては100点満点中70点くらい。
でもこの作品が世間で高く評価されているのは、やはり怪獣映画としてのスペックの高さからでしょう。

監督は「殺人の追憶」「スノーピアサー」などのポン・ジュノ。
以前に「殺人の追憶」も見ていたので、こんな怪獣映画も撮れるんだと驚いた記憶があります。
主演のソン・ガンホはポン・ジュノ作品の常連であり、「殺人の追憶」でも主役の刑事を演じていました。
またカンドゥの妹を演じていたペ・ドゥナは、日本映画「リンダ リンダ リンダ」や、ハリウッド映画「クラウドアトラス」などにも出演していますね。

ちょっとした突っ込みどころはあれど、製作から10年も経った今でも繰り返し楽しめるんだからスゴイ。
韓国映画のパワーを十分に感じる事ができる作品のひとつですね。

 


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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2016/07/16(土) 23:13:18|
  2. モンスター
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