ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「インシディアス」 ワイスピ7、死霊館、SAWのジェームズ・ワン監督作作品

「インシディアス」
(原題:INSIDIOUS)
2011年アメリカ・カナダ




公開当時から「パラノーマル・アクティビティ」をパクったような日本の宣伝が嫌で、何となく見るのを避けていたこの作品。
それ以前にも、「SAW」一作目で度肝を抜いてくれたジェームズ・ワン監督、その後プロデュースに回って乱発した「SAW」の続編にげんなりさせられてた事もあり、「インシディアス」は全く見る気が起きませんでした。
ところが、ちょっと前に見た「死霊館」で改めてジェームズ・ワンの力量を実感し、さらに「ワイルド・スピード SKY MISSION」で一級のエンターテイメント作品が撮れるというのも見せつけられてしまい、ここにきてようやく手に入れました。


ジョシュとルネ夫妻は、3人の子供と共に新居へと移り住んでくる。
新生活をスタートしてすぐ、自宅では怪奇現象が起こり始める。
そんな時、長男のダルトンが眠ったまま目を覚まさず、原因不明のまま昏睡状態に陥ってしまう。
不審な人影が見えるなど、次々と起こる不吉な出来事に耐えられなくなった一家は、自宅を捨て、新しい家へと転居した。
これで平穏な暮らしに戻れると喜んだのも束の間、新しい家でも再び亡霊たちが暴れ出す。
ジョシュの母親ロレーヌは、混乱する息子夫婦を見かねて知り合いの霊媒師エリーゼを紹介する。
エリーゼが一家を調査した結果、幽霊、そして悪魔(NGワード:ダース・モール)までもがダルトンの体に取り憑いていることを突き止める。
幽霊と悪魔は、寝ている間に幽体離脱し、魂が不在のダルトンの体を奪う為に現れたのだという。
実は父親のジョシュにも幼い頃に幽体離脱の癖があり、同様に幽霊に襲われた際にエリーゼが体を取り返した。
そして、ジョシュ少年の記憶を封印する事でその後、幽体離脱や幽霊を呼び寄せることがなくなったという。
だがその能力が息子のダルトンにも遺伝しており、彼は魂が身体を離れている間に霊界で迷ってしまい、悪魔によって捕らえられている事が判明する。
ジョシュは息子の魂を取り戻す為、幼い頃の記憶を頼りに幽体離脱を試み、そして霊界へと向かっていく。。。


幽霊ものだからジワジワ~っと迫る怖さかと思ったら結構びっくりどっきり系でした。
何度も驚かされたので、途中でホームシアターの電源をOFFにしちゃったし(汗)
「死霊館」もジワジワの中にびっくりするシーンが散りばめられていましたが、「インシディアス」はひたすら「わっ!」っていう感じ。
どっちかというと一人でじっくり見るより、誰かと一緒にキャーキャー言って見る方が楽しいかもしれません。

シリーズ後半は制作費が1000万ドルを超えてた「SAW」に対し、「インシディアス」は150万ドルという低予算で作られています。
これは「SAW」のイメージで固定されてしまう事を避けたいジェームズ・ワン監督が自らに課したチャレンジのようです。
言われてみればセットもシンプルだし、CGや大掛かりな特殊効果も無し。
幽霊の見せ方についても、体が半透明だったりスモークに包まれたりといった演出がなく、実体があるように見えるから霊というよりゾンビっぽく見えちゃったりもしました。
その分、演出でしっかりビビらせてくれたので、監督の思惑通りだったのかもしれませんね。
ちなみに、後の「死霊館」は2000万ドルも掛かってます。
同じ幽霊ものでも、150万ドルの「インシディアス」と2000万ドルの「死霊館」を見比べてみると面白いですよ。

出演者はホラー映画ファンならクスッ(笑)としちゃう配役です。
ジョシュの母親を演じるのは「エンティティ/霊体」でエロ幽霊に暴行されまくったバーバラ・ハーシー。
今回はいつ幽霊にモミモミされるのかと思いましたがそんなシーンはありませんでした。←あたりまえ。
霊媒師エリーゼ役は、ホラー映画界の名物おばさんリン・シェイ。
いつもは脇役で強烈な印象を残す事が多い彼女ですが、今回は珍しく結構まともな役です。
ジョシュ役は「ハードキャンディ」や「プロメテウス」、そして「死霊館」でもジェームズ・ワン監督と組むパトリック・ウィルソン。
奥さんのルネ役は「28週後…」のローズ・バーン。
ダルトンを演じるのは今年「ジュラシック・ワールド」で大活躍のタイ・シンプキンス君。
霊媒師の助手スペックスを演じるリー・ワネルは、今作で脚本も書いています。
ジェームズ・ワン監督とは学生時代からの親友で、「SAW」でも脚本と主役を演じておりました。

製作には「パラノーマル・アクティビティ」の監督、オーレン・ペリがクレジットされています。
だからといってそこを強調して売ろうとする日本の映画会社はなんか違う気がしちゃうんですよね。
撮影を担当したのは「アナベル/死霊館の人形」を監督する事になるジョン・R・レオネッティだったりします。

ヒットした「インシディアス」は現在3作目まで製作されているので、これを機にちょっと追っかけてみようかな。
「死霊館」の続編も2016年に公開予定ですし、ジェームズ・ワン監督からは目が離せませんね~。

 


テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2015/08/28(金) 01:02:38|
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