ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「グロテスク」 日本製トーチャーポルノ!

 グロテスク
(GROTESQUE)
2009年日本映画



「ノロイ」や大島優子主演の「テケテケ」などを撮った日本ホラー映画監督・白石晃士の作品。
拘束された人間を切り刻むという内容から、イーライ・ロスの「ホステル」同様、トーチャーポルノに分類されています。
海外では難癖を付けられて公開禁止になった国もあるといういわく付きの作品でもあります。

初デートの最中、殺人鬼にハンマーで殴打され拉致されたカップル。
目覚めると密室の鉄の板へ縛り付けられていた。
そこに現れた殺人鬼は「相手のために死ねるか?」とカップルに尋ねます。
殺人鬼の目的は「感動」を得る事で、「感動させてくれたら解放してやる」と言います。
そして「感動」を得る為の残虐行為が始まります。

まずは縛り付けたままカップルを向かい合わせ、性的な辱めを与えます。
次にカップルの男の指をチェーンソーで切断、次に女性の指と片腕も同様に切断。
そこで絶叫した女には乳首をハサミでチョキン!のペナルティが与えられる。
二人が死なないよう、切断箇所に止血手当てを施す殺人鬼。
再度「相手のために死ねるか?」と尋ねた殺人鬼は、頷いた男性の片目を潰す。
さらに、タマタマに釘を打たれ、棒の切断にも耐えた男性に、殺人鬼は「感動した!」と叫ぶ。

清潔な病室へと移され、医師だと言う殺人鬼から手厚い治療を受けるカップル。
傷を負いながらもこの異常な事態を乗り切った事でより絆を深める二人。
そして体力の回復を確認した殺人鬼が、ついに近日中に解放すると二人に伝えるのだった。

しかし、惨劇はこれで終わりではなかった。
カップルが目覚めると、体は再び鉄の板の上。
殺人鬼はさらなる感動を求め、二人に新たな試練を課す。
引きずり出された腸をフックに結び付けられた男性に対し、女性の所まで歩いて行きロープを切断したら解放してやると言う殺人鬼。
だがその距離は腸の長さよりも遠く、男性は自らの腸を切断しなくてはならない。つまりそれは死を意味する。
それを理解しながら、彼女の元へと腸を引きずりながら這って行く男性。
彼女を救いたい一心で自らの腸をハサミで切断し、力なく彼女を縛るロープを切っていきます。
最後の1本である腕を縛るロープを切っていくと、中から現れたのは殺人鬼が仕込んだ1本の針金。
それを見た男性は力尽きたように崩れ落ちていきます。

ここからぶち切れた彼女による、殺人鬼に対する言葉責めが始まります!
延々と「やーい、ワキガ野郎♪」「お前の母ちゃん売春婦~♪」と罵り続けていると、切れた殺人鬼が斧で彼女の首をスパッと切断。
宙に舞い上がった彼女の首は、殺人鬼の首筋めがけて落下、ガブッ!と噛み付きます。
首筋から大量の血を吹いて倒れる殺人鬼。
床に転がった彼女の生首と、息絶える寸前の彼氏が見つめあい、彼女の目から涙がこぼれ落ちる。。。

上映禁止にした国の言葉からは「中身の無い見世物殺人映画」というイメージで、「ギニーピッグ」のような鬼畜映画だと思っていました。
でもそれほど酷くは無かったです。
確かにラストまで被害者が反撃する事無く、一方的に痛めつけられる展開です。
ただ、カップルの愛の強さを試すというテーマがあり(…であれば、初デートのカップルより、付き合いの長い恋人同士や夫婦の方が物語に深みが出たようにも思いますが)、また最後には彼女の渾身の反撃シーンがあります。
涙を流す生首なんて名シーンですよ。
これより酷い映画はたくさんあるのに、ナゼこの作品が規制されたのか、いまいち理解に苦しみます。

自分が見たのはソフトに編集されたバージョン(レンタル向け)だったので直接的な描写が少なく、ゴアシーンが物足りないくらいでした。
より描写がハードなセル向けのUNRATED VERSIONがあるのですが、こちらは販売終了してから中古市場の価格がうなぎのぼり。
希少性もあって今や入手するのは困難で、未だに拝んだ事がありません。
でもソフトバージョンにゴアシーンを足した所で、上映禁止にするほどではない気もします。
ソフトバージョンとは全く違う展開があるなら話は別ですが。
ちなみにUNRATED VERSIONはエンディングも異なっているそうで、殺人鬼が生き延びている設定だとか。
エンディングはソフトバージョンの方が絶対にいいですね。
ゴアと悲しみを融合させたあのエンディングは非常に良いアイデアだと思います。

多少のグロ、ゴアシーンに耐性がある方なら、あのエンディングのために見てみる価値はあると思いますよ。



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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/07/01(月) 18:33:10|
  2. スプラッター
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