ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

個人的ゾンビ映画ベスト10【2013年版】

 
いつも新しく見た映画、昔から好きな映画を紹介させて頂いています。
たまには趣向を変えてランキングでもやってみようと思います。

ランキング第1回目のネタは、今やホラー映画の王道となったゾンビもの。

1位 「ゾンビ」
やはり一番はジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」でしょう。
壮大なスケール感、ゾンビによって文明が滅ぼされていく絶望感の創出は、ゾンビ映画の中でも群を抜いています。
また、人類滅亡の危機に瀕してもショッピングモールの物に執着するといった物質主義への風刺も効いています。
そしてトム・サヴィーニによる衝撃的な特殊効果、ゴブリンの音楽など、映画に華を添える数々要素も見事に相乗効果を生んでいます。
潤沢な製作資金があった訳ではないのにこんな作品が作れたというのは奇跡としか言いようがありません。




2位 「死霊のえじき」
冒頭、壁から手のドッキリシーンで腰を抜かし、地上をゾンビに制圧されて地下へと潜り込んだ人間の悲惨な状況に呆然。
そしてまたしても、人類の存続が掛かった状況にも関わらず、殺し合いを止めない人間の愚かな姿が悲しい。
常識を覆す知能を持ったゾンビ、バブの登場に対し、野蛮人のように争う人類の愚かなこと。
前作「ゾンビ」ほどのメッセージ性や娯楽性はありませんが、それを補って余りあるトムサ・ヴィーニのゴアメイクが凄まじいです。




3位 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」

「ゾンビ」→「えじき」→「ナイト」の順で見たので、初見の時は物足りなく感じました。
ところがです!見返せば見返すほどに面白い!
演出が若干古典的ではあるものの、極限状態に置かれた人間のドラマとしては完成度高いです。
自主制作のような作品ですのでゴア描写は控え目ですが、モルグから抜け出して来たようなゾンビがいたり、そのファッションは見所。
ゾンビ映画のベスト3は、ありがちな結果ですがジョージ・A・ロメロ監督作品が占めましたね。




4位 「バタリアン」
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の正式な続編としての権利を得て製作された作品です。
奇しくも「ゾンビ」の続編である「死霊のえじき」と同時期に公開されました。
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」も「ナイト~」の続編とするなら、続編が2つ存在するという事になりますね。
でも本家がシリアス路線で突き進んだのに対し、「バタリアン」はコメディとなっています。
監督は「エイリアン」や「ブルーサンダー」等の脚本で評価が高かったダン・オバノン。
有名なホラー&ファンタジー系イラストレーター、ウイリアム・スタウトのデザインによるゾンビたちが秀逸。




5位 「ショーン・オブ・ザ・デッド」

イギリス産のゾンビコメディです。
主演と脚本はサイモン・ペグ、監督はエドガー・ライトで、ロメロゾンビへのリスペクトを痛いほど感じる作品です。
日本人にも分かりやすいユーモアで笑いを誘いますが、コメディとはいえどもゾンビの描写にも手抜きは感じさせません。
近年、ゾンビコメディが量産されていますが、その中でもベストムービーがこの「ショーン・オブ・ザ・デッド」だと思います。




6位 「死霊のしたたり」
B級低予算ホラーを量産していたエンパイアピクチャーズのハイテンションホラー。
低予算作品が勝つ為に必要なものをしっかり抑えているところが上手い。
アホらしいまでに過激で下品な演出が素晴らしい♪
パワーとグロさは「死霊のはらわた」に通じるものがあります。
ちなみにH・P・ラブクラフト原作…なんて言ってますが、このえげつなさは「死霊のしたたり」オリジナルです。




7位 「REC」
スペイン製のフェイクドキュメンタリー風ゾンビ映画。
観客は、テレビ局のカメラマンが回すカメラの映像を見ながら惨劇を追体験していきます。
「クローバーフィールド」以降、フェイクドキュメンタリー映画がたくさん作られましたが、臨場感溢れる「REC」は完成度が高いです。
ゾンビが現れたアパートに閉じ込められたTVクルーのドキドキを見事に共有させてくれます。
今までで一番心臓がドキドキしたゾンビ映画でした。
ちなみに、恐怖の道先案内人となるTVリポーターさんがかわゆいです♪




8位 「サンゲリア」

イタリアのスプラッター映画の巨匠(?)、ルチオ・フルチ監督の最高傑作。
最高傑作と言っても、基本的に支離滅裂なストーリーに、何の脈絡もなく突如始まる殺戮ショーが売りの監督です。
この「サンゲリア」は、あくまでもフツーのレベルに仕上がってるというだけです…。
でも海中を彷徨うゾンビが鮫と戦ったり、本物の蛆虫にまみれたゾンビのデザイン、そして例の眼球串刺しシーンなど、フツーのゾンビ映画では考えられないようなアイデアが満載。
緩いテンポと残酷描写が何ともいえない背徳感を感じさせます。(まあ偶然の産物でしょうが…)




9位 「ゾンビコップ」
企業の陰謀に巻き込まれ殺された刑事がゾンビとなって甦り、自分を殺した犯人を追い詰めるというゾンビアクションコメディ。
徐々に腐乱していく刑事の姿が哀れであり、また可笑しくもあります。
ゾンビですから銃弾も気にせず、撃たれまくられながらもマシンガンを乱射する姿が格好いいです。
捜査の過程で他のゾンビやモンスターも登場。
ゾンビをネタにしたブラックジョークが散りばめられているので、ゾンビファンならクスッと笑っちゃう事うけあいです。




10位 「死体と遊ぶな子供たち」
本来、ゾンビ映画とはこうあるべき、と思わせる、アングラ感漂うZ級低予算作品。
後に「ポーキーズ」などを撮るボブ・クラークが、若い頃に監督したものです。
若者たちが死体を掘り起こしてふざけているうちに、怒った死体が甦って襲い掛かるというもの。
お金が掛かっていないのは一目瞭然なのですが、そこから生まれる猥雑さが味わい深い。
また1972年の低予算作品としてはゾンビメイクも頑張っていて、カサカサに乾いた感じとか、嫌いじゃないです。
最近はゾンビ映画ブームですが、中途半端にCGに頼ってアニメみたいになっちゃうなら、手作り感満載のこんな特殊メイクの方が効果的だと思いますね。
ちなみに、全体的な流れが「死霊のはらわた」っぽいのは気のせいでしょうか?




次点 「ウォーキング・デッド」

現在も続いているTVシリーズですね。
グレッグ・ニコテロをはじめとしたKNB EFXの特殊メイクがテレビの限界を超えちゃってます。
こんなのをテレビで放映しちゃうアメリカはやはりすごいっす。




10位以内には入りませんでしたが、「ゾンゲリア」「28日後…」「28週後…」「ワイルド・オブ・ザ・デッド」「ゾンビ大陸アフリカン」「ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド」なども好きです。

このジャンルはこれからもたくさんの新作が出てくるでしょう。
現在気になっている新作ゾンビ映画は以下。

ブラッド・ピット主演「ワールド・ウォー・Z」


「ゾンビ大陸アフリカン」の続編「THE DEAD 2 : INDIA」


「REC4」


もっと面白いゾンビ映画がたくさん誕生するといいですね♪

 
 

テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/06/26(水) 19:36:11|
  2. ゾンビ
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