ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「モンスターズ/新種襲来」 「モンスターズ」の続編は戦争映画!

「モンスターズ/新種襲来」
(原題:MONSTERS : DARK CONTINENT)
2015年イギリス映画




「スター・ウォーズ」のスピンオフ作品「ローグ・ワン」の監督を務める事になったギャレス・エドワーズ。
彼がハリウッド進出1作目の2014年版「ゴジラ」に抜擢されるきっかけとなった無名時代の佳作SF「モンスターズ/地球外生命体」の続編です。
今回ギャレス・エドワーズは製作総指揮に回り、監督はこれが初の劇場長編作品となるトム・グリーンです。

1作目の「モンスターズ/地球外生命体」は随分前に鑑賞済みなんですが、レビューは書きそびれたまま。
順番が前後しますがまずは2作目の感想文をアップすることにします!


前作では南米メキシコを襲ったモンスターが、今作では活動地域を世界中に広げています。
映画の舞台となるのはイスラム過激派が暴れまくる中東。
米軍はモンスターと武装勢力の双方を相手に戦闘を展開しています。
そんな中、砂漠の奥地で消息を絶った兵士たちを救出すべく、主人公が所属する部隊は危険地帯へと向かいます。。。


1作目は宇宙怪獣の出現により混沌としたメキシコ内を、1組のカップルが国境を目指して旅をするロードムービーでした。
モンスターの気配はすれど姿は見えず。そんな不安なシチュエーションの中で最初は反発していた二人が愛を育むという、一風変わったラブストーリーが新鮮だったんですよね。

対してこの続編は、モンスターがうろつく砂漠で武装勢力と闘うという戦争映画。
1作目に倣ったのかモンスターはシチュエーションを作る道具でしかなく、あくまでも兵士たちが戦うのはAK-47を持った過激派たちです。
ただ、前作では姿を見せないモンスターのその気配に怯えていたのですが、今作では最初からバンバン姿を現します。
しかし、モンスターからも兵士からもお互いが目視できる距離なのですが、なぜか襲ってこない。
人間の前を目もくれずに通り過ぎるし、兵士たちもモンスターには目もくれずに武装勢力との戦いに専念。
人間に対して無害なのでモンスターが全然怖くない。
モンスター、武装勢力との三つ巴をイメージしていましたが、モンスターがうろつく砂漠を舞台に米軍と武装勢力が戦うだけでした。
予算が増えてモンスターがたくさん出せるようになっても、そいつらが話に絡んでこないのでは意味が無いですねえ。

かといって戦闘や兵士たちの描写がリアルかといえばそうでもない。
デトロイトの仲良しグループが戦場でも都合よくみんな同じ部隊に配属され、戦場に友情を持ち込んで甘っちょろい人情劇が展開します。
前作のように人間ドラマを見せたかったのでしょうが、ちょっと薄っぺらいんですよね。
モンスターなり、武装勢力なりをもっと物語に絡ませればよかったのに、全てが中途半端な印象になってしまいました。
残念ながら一作目には遠く及ばず…だったのが残念でしたが、戦闘シーンはそれなりに迫力もあったし、睡魔と戦うような退屈な作品ではなかったので、興味がある方はお試しあれ!





テーマ:SF映画 - ジャンル:映画

  1. 2016/05/17(火) 19:35:46|
  2. モンスター
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「グリーン・インフェルノ」 現代版「食人族」誕生!

「グリーン・インフェルノ」
(原題:GREEN INFERNO)
2013年アメリカ映画






「ホステル」「キャビン・フィーバー」のイーライ・ロス監督による、未開のジャングルに住む食人原住民の恐怖を描いたスプラッターホラー。
1980年のイタリア映画「食人族」へのオマージュです。
イーライ・ロスというとホラー映画監督というイメージが強いですが、最近はプロデューサーや俳優として、他の監督作品に関わる事が多いんですよね。
この「グリーン・インフェルノ」、純粋な単独監督作品としては2007年の「ホステル2」以来のホラーです。
予てから「食人族」ファンを明言しているイーライ・ロスは、その「ホステル2」では「食人族」のルッジェロ・デオダート監督を食人マニア役で出演させたりもしてます。
だから念願の企画であった事は想像に難くないですね。
70~80年代に量産されたイタリア製食人族映画への愛が痛いほどに感じられる作品となっています。


アマゾンのジャングルを守る活動をしている大学生グループに参加した新入生のジャスティン。
ジャングルを伐採している現場へ仲間と乗り込み、開発企業の作業を妨害したところ、あえなく逮捕されてしまう。
送還のため飛行機に乗せられるが、エンジントラブルによりジャングルの真ん中へ墜落。
命は助かったものの、そこに現れた食人部族に捕らえられ、数名の仲間と共に彼らの村へと連れて行かれる。。。


ジャングルを守るために行った学生たちが、そこで暮らす住民に襲われ食われてしまうという皮肉。
でも実は学生グループのメンバーは、エゴイストだったり、裏で悪事に手を染めていたことが判明し、結果的には自業自得な展開に。
グロな見世物だけじゃなくメッセージ性もありますよ~的な含みを持たせている所も昔の食人族映画っぽいですね。
それが上辺だけでそれほど深い意味が無いところも見事に再現しております(笑)

拉致された学生たちは檻に閉じ込められ、次は誰が今夜のディナーにされるか?でドキドキする事になります。
でもイーライ・ロス特有の起承転結が弱い淡々としたノリが続くので、それほど怖くはなかったです。

食人族のお食事シーンはもちろんそれなりにグロイですが、レーティングを考慮してか思っていたほどでもなかったです。
一番激しい残酷シーンは、最初に調理される黒人のお兄さん。
村の中央にある巨岩の上で目玉をくり抜かれ、四肢切断の解体ショーです。
それ以外は直接的な解体シーンが控え目だったのはちょっと意外でした。
特殊メイクは「ウォーキング・デッド」等のKNBエフェクツで、グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガーのクレジットがありました。

人体損壊のグロシーンよりも、お下劣ネタの方がインパクトがでかかった。
ジャングルで立ちションする所では竿の根元がアップで映し出され、レズの女学生は人前でも構わず同級生の体をまさぐり、別の女学生はブリブリ下痢便を垂れ流し(音のみ)、男子学生は檻の中で仲間の目も気にせず自慰行為に耽り、騙されて調理された仲間の肉を食わされ、逃げるために食人族をラリらせようと死んだ仲間の口からマリファナを棒で押し込んで遺体を引き渡し…
あまりの品の無さに思わず拍手しそうになりましたよ(笑)

イタリアの食人族映画を知ってる自分が思わずニヤニヤしちゃったのは、冒頭、学生の日常みたいな場面を丁寧にダラダラ見せるところ。
文明人と原住民の暮らしを対比するような手法はこの手の映画の常套手段ですからね。
さずがイーライ・ロス、よく分かってますね。

主役のジャスティンを演じたロレンツァ・イッツォはイーライ・ロスの奥さんです。
二人は以前、イーライ・ロスが製作、脚本、主演を務めたパニック映画「アフターショック」で共演しており、それが縁となったようです。
こんなべっぴんさんを奥さんにするなんて職権乱用もいいところですな。
ロレンツァ・イッツォは、来月日本で公開されるイーライ・ロスの新作「ノック・ノック」にも出演しています。
こちらはソンドラ・ロックが出演した「メイクアップ」のリメイク作品だそうです。

ちなみに、「グリーン・インフェルノ」のオチを回収して続編を作るとすれば、「地獄の黙示録」みたいなお話になりそう。
それはそれでまた面白そうだと思うのですが、イーライ・ロス監督、いかがでしょう?

 


テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2016/05/09(月) 19:54:42|
  2. スプラッター
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絶対に途中退席はしません!

こんな記事を見つけました。

思わず途中退席したくなる映画6選
http://www.gizmodo.jp/sp/2016/05/movies-audiences-walked-out.html.html


自分、どんなに退屈だったり、不快だと思う映画でも、基本的に最後まで見続けます。
最後までちゃんと見ないと、本当につまらないかなどうか判断出来ないから。
さすがに、この記事にあるように体調を崩すほど身体に会わない作品なら仕方がありませんが。

よく映画のレビューで、「つまらないから途中で見るのをやめた。見ない方がいい。」なんて書いてるのを見ますが、全部見てない人にその作品を評価する資格はないと思うんですよね。
ましてや見ない方がいいなんて、ホントに余計なお世話。

例え退屈でも、全部見終わってみると心に残る映画だってあります。
万が一、本当につまらない作品だったとしても、「この世にはこんな映画もあるんだね」と笑い飛ばせばいい。
色々な映画を見ることで、映画好きとしての自分の経験値も上がるし。

このブログを覗いてくれるホラー映画ファンの方々は、駄作すら愛でる事ができる方々が多そうですが(笑)



テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

  1. 2016/05/08(日) 12:00:46|
  2. ひとりごと
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かひ

Author:かひ
映画大好きです。今まで映画にどれだけお小遣いを注ぎ込んだか…。でも最近はamazonマーケットプレイスで激安中古DVDを買い漁って楽しむのがマイブームです♪価格1円+送料340円なんていう素敵な値段で買えるDVDがたくさんあるんですよ~。

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