ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「ゾンビ・ハイスクール」 居残り勉強・オブ・ザ・デッド?

ゾンビ・ハイスクール」
(原題:DETENTION OF THE DEAD)
2012年アメリカ映画




学園ゾンビコメディです。
低予算B級作品ですが、色々なホラー映画ネタが散りばめられているのでファンには充分楽しめる作り。
ショーン・オブ・ザ・デッド」」ほど爆笑ではないけど、好きものならニタニタ笑っちゃうような作品です。

居残り勉強のため、高校の教室に集まってくる問題児たち。
内気なオタク、ゴス系少女、いじめっ子、アホチアリーダー、筋肉バカ、ジャンキー。
すると教室の隅で体を不調を訴えていた一人の生徒が突如、女教師に噛み付いた。
生徒達は助けを求めて教室を飛び出すと、廊下はゾンビと化した生徒達がうろついていた。
異常な事態に気付いた生徒達は校舎2階の図書室へと逃げ込む。
一つしかない入り口に本棚でバリケードを築き、立てこもる一行。
ところが、死んだ教師が図書室内で甦り暴れ出してしたため、教師の首を刎ねる。
それまでの恨みを晴らすべく、首だけになった女教師をおもちゃのように弄ぶジャンキー。
そんな時、図書室に潜んでいた図書室の司書係ゾンビが筋肉バカに噛み付いた。
司書ゾンビを倒すも、瀕死の筋肉バカは自らゾンビで埋め尽くされた校庭へと身投げする。
最初はいがみ合っていた生徒達は極限状態の中で協力していくうちに仲間意識が芽生え始めていた。
しかし青春ドラマのような雰囲気を断ち切るように、壁を突き破ってきたゾンビの手がオタクの股間を掴んでしまう。
肩から腕を千切るものの、手が股間から離れない。
オタクのイチモツを握り締めたゾンビの手を剥がす為、ジャンキーが加勢してようやく引き離す事に成功する。
このままでは図書室のバリケードが破られるのも時間の問題と考えた一行。
ゴス系少女、いじめっ子、ジャンキーの3人で通気ダクトを通って脱出を試みる。
しかし通気ダクトにはゾンビ化したネズミがいたためパニックに。
重さに耐えられなくなった通気ダクトは落下、ゾンビがうろつく廊下のど真ん中に放り出されてしまう。
そしてジャンキーはゾンビネズミに教われ、足だけを残して姿を消してしまう。
ジャンキーの足を武器に、ゴス系少女、いじめっ子は群がるゾンビをなぎ倒しながら図書室へと戻った。
その頃図書室では、オタクが憧れていたチアリーダーと良い雰囲気になっていた。
オタクに思いを寄せていたゴス系少女は呆然。
その時、女教師に噛まれた事を隠していたいじめっ子がゾンビ化、外に放り出した。
しかしそれを機についに図書室の守りも破られる寸前に。
オタク、ゴス系少女、チアリーダーはスケボーに盾を装着した装甲車(?)を制作。
女教師ゾンビの生首をフロントに据え、廊下へと飛び出した。
廊下を駆け抜けた一行は、ゾンビ化した仲間を倒しながら、体育館へと向かう。
体育館まで行ければそこから屋上へと出る事ができるのだった。
ゴス系少女、チアリーダーを屋上へ逃がすため、体育館の扉の前で一人ゾンビに立ち向かうオタク少年。
彼の活躍で無事屋上へと逃げた少女二人。
その元へ無事にオタクも逃げてくるのだが、ソンビたちも屋上へと上がってきてしまった。
彼らの運命は…

ゴス系少女がPSPで見ているのはジョージ・A・ロメロの「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」だし、図書室にも「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の本。
スタッフはロメロが大好きなんだな~、と思って見てたらエンディングテーマの曲名は「ジョージ・ロメロ」!どんだけ好きなんだよ(笑)
このED曲が最高で、「もしも世紀末が来ても、ロメロやアルジェント、トム・サヴィーニ、スチュアート・ゴードン、サム・ライミの映画で勉強してるから大丈夫♪」なんていう歌詞なんです。
緩めのロックナンバーで、曲の頭と最後には「ゾンビ」の中のセリフが使われてます。
サントラ買っちゃいそうです。

ちなみにこれがEDテーマ曲です。


ストーリー自体は薄っぺらくて起伏も無いし、図書室のシーンはダラダラと冗長に感じたりもしたけど、この映画1本まるまるゾンビファンに向けたネタだと思えば、要所要所のマニア向けネタで許せちゃう。
ほとんどCGに頼らず、下手ながらも特殊メイクでゴアシーンを作り上げている点も古のゾンビファンには堪らないところです♪


テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/11/28(木) 15:34:49|
  2. ゾンビ
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映画スターお気に入りのゾンビ映画

映画スターたちがお気に入りのゾンビ映画を紹介している動画。
セレブの中では「ショーン・オブ・ザ・デッド」「28週後…」「ゾンビランド」あたりが人気みたいですね。

動画に出ているのはジョニー・デップ、ヒュー・ジャックマン、サミュエル・L・ジャクソン、イーサン・ホーク、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、ブラッドリー・クーパー、アシュトン・カッチャー、ロン・パールマン、スカーレット・ヨハンソン、マギー・ギレンホール、ヘザー・グラハム、エイミー・アダムスなどなど。



  
   
 

テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/11/26(火) 11:50:01|
  2. ゾンビ
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「チレラマ」 徹底したお下劣映像にドン引き確実のホラーコメディ

チレラマ
(原題:CHILLERAMA)
2011年アメリカ




50年代のB級ホラー映画好きな映像クリエイターが集まって制作されたオムニバスホラーコメディ
古のホラー映画へオマージュを捧げているのですが、狙っているのが人の好奇心を刺激するためだけに作られた当時の低俗ホラー
そんな訳でこの作品も当然お下劣な内容のオンパレード。
チ○コ、オッパイ、セックス、ゲイ、精子、ウ○コ…もう最高です♪

参加しているのは「クライモリ2:デッドエンド」のジョー・リンチ監督、「ハチェット」のアダム・グリーン監督、「2001人の狂宴」のティム・ サリバン監督、「ザ・チェイス」のアダム・リフキン監督の4名で、それぞれが1話ずつショートストーリーを演出しています。
上に挙げた前の3人はホラー映画監督だから分かるんですが、最後のアダム・リフキン監督は、有名監督作品の脚本を書いたり、自身も一般映画(?) を監督している事もあり、ホラー映画監督という印象はありませんでした。
なのに、巨大化した精子が怪物となってニューヨークで大暴れするというぶっ飛んだエピソードを、自ら主演しながら何の迷いも無く描き切っているのがお見事!

プロローグ
死別した妻の墓を掘り起こし、遺体に悪態をつく男。
すると妻が甦り、男の股間を噛み千切った。
妻の頭を殴り潰した男は、股間を押さえながらも勤務先であるドライブインシアターへ出勤する。
このドライブインシアターは閉鎖が決まり、その夜が最後の営業だった。
支配人は選りすぐりの幻のホラー映画を集め、最後に上映しようとしていた。

1本目「ワジラ」アダム・リフキン監督
医者(「ロボコップ」「ツインピークス」のレイ・ワイズ)に精子に元気が無いと告げられたマイルズは、生殖能力を高める薬を飲み始める。
しかしそれ以来、性的な興奮を覚えるたびに股間に激痛が走るようになる。
ある日、友人の勧めでセクシーな美女とデートする事になるが、彼女の姿を見た瞬間に股間は痛み出し、何と、こぶし大の頭を持つ巨大な精子を発射し てしまう。
捕まえようと格闘している間にも精子は巨大化し、目と鋭い牙を持ったモンスター「ワジラ」へと成長し、街の中へと消えていった。
しばらくしてニューヨークに出現したワジラは街を破壊。
軍隊も出動するが接近戦ではワジラに歯が立たない。(将軍役はジュリア・ロバーツの実兄エリック・ロバーツ)
そこで自由の女神にワジラをおびき出し、空爆してワジラを吹き飛ばすことに成功する。
しかし、ニューヨークは吹き飛んだワジラの精液にまみれドロドロに。。。

2本目「ヤングクマ男の絶叫」ティム・サリバン監督
ゲイの狼男ならぬクマ男お話。
何でゲイ?と思って調べたら、ガチムチ系のゲイを熊と呼ぶらしいです。
なるほど。これでまた一つお利口になりました。
このエピソードは単なるホラー映画ではなく、ミュージカル仕立ての学園ドラマになっています。
ホモの男が抱き合って歌います(笑)
特に見せ場も無く、特に大爆笑でもなく、同監督の「2001人の狂宴」にも似た中途半端な出来でした。

3本目「アンネ・フランケンシュタインの日記」アダム・グリーン監督
「アンネの日記」のアンネ・フランクが、実はフランケンシュタイン博士の子孫アンネ・フランケンシュタインだったという酷い設定のお話。
一家に代々伝わる死体蘇生術が書かれた日記をヒトラーが奪い取り、彼が巻き起こす騒動を描いています。
怪力のモンスターを生み出すことに成功するが、ユダヤ人の体を寄せ集めて作ってしまったため、反撃に遭ってヒトラーは殺されてしまいます。
このヒトラーのキャラクターがバカすぎ。個人的にツボで大爆笑でした。
ちなみに人造人間を演じるのは、「13金」シリーズの後期でジェイソンを演じていたケイン・ホッダーでした。
このエピソードは笑えて楽しかったです。

4本目「大便がいっぱい」フェルナンド・ファガビーフィー監督(?)
フェルナンド・ファガビーフィー監督が自身の作品について語るところから始まります。
が、ファガビーフィー監督は実在する監督ではなく、ジョー・リンチ監督が演じるキャラクターでした。
このファガビーフィー監督が作ったとされる映画が酷い!
ひたすらウ○コまみれの映像が次々と流されてゆくのですが、こんな映像を延々見せられるの!?とゲンナリしかけていると、ドライブインシアターの 映写機にトラブルが発生して早々に上映中止になります。
良かった。。。

そして最後のエピソードは、上映していた映画館の混乱を描いた最終話「ZOM-B-MOVIE」(ジョー・リンチ監督作品)へとなだれ込んでいき ます。
従業員が持ち込んだゾンビウイルスが売店で販売されているポップコーンに混入し、観客に感染。
ドライブインシアターは多数のゾンビで埋め尽くされてしまいます。
しかも普通のゾンビじゃなくてエロゾンビだから、劇場内は血まみれの大乱交パーティ状態。
さらにゾンビの弱点が股間という事で、チ○コが吹っ飛びまくります(笑)
蛍光ブルーの体液を撒き散らすゾンビと、飛び散るチン○。。。「吐きだめの悪魔」へのオマージュでしょうか。
ゾンビの顔が蛍光色に光るのは「バイオインフェルノ」かな?
他にも「スターウォーズ」他色々な映画のパロディが満載で、「ゾンビ」や「ショーン・オブ・ザ・デッド」もネタにされています。

全編通してB級エログロゲテモノホラーはもちろん、様々な映画ネタが詰め込まれています。
でも映画好きなら誰にも楽しめるかというとそうでもなく、エログロへの耐性が無いと見ていられないと思います。
ジョン・ウォーターズ作品とか、「死霊の盆踊り」「ミミズバーガー」とかを笑って見れる図太さが必要かも。
この映画が楽しめれば立派な変態映画マニアでしょう。

ちなみに最後、映画館から仕掛け人である4人の監督達が笑いながら出てきてTHE ENDです。
映画オタクたちが楽しみながら撮ったというのがよく分かるエンディングでした!


テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/11/19(火) 18:34:52|
  2. ホラー
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「ダーク・フェアリー」 少女に襲い掛かる地下室の魔物

ダーク・フェアリー
(原題:DON'T BE AFRAID OF THE DARK)
2011年アメリカ映画




「パシフィック・リム」のギレルモ・デル・トロ製作総指揮のダークファンタジーホラー

画家のブラックウッドは、自宅地下室の焼却炉から地中深くに開いた穴の中へ、何者かに息子を連れ去られてしまう。 
息子に会う為、彼は家政婦を殺してその歯を抜き取り、焼却炉の中に捧げた。
すると、穴の中に棲む何者かが「子供の歯でなければダメだ」と囁いたかと思うと、ブラックウッドを焼却炉の中へ引きずり込んでしまう。

時は流れ、現代のブラックウッド邸。
転売の為に買い取ったアレックスとインテリアデザイナーのキムが住み込みながら修復作業を行っていた。
そこへアレックスの前妻と暮らしていた娘サリーが、母親の育児放棄により、一緒に暮らす為にやってくる。
しかし母親に捨てられ、若い女と暮らしている父を前に、サリーは心を閉ざしてしまう。
そして父親と付き合っているキムにも冷たく当たるのだった。
孤独なサリーは屋敷内で1人遊ぶうちに、何者かに導かれるように封印された地下室を見つける。
そこには厳重に封印された焼却炉があった。
扉の向こうに何かの気配を感じたサリーは、大人の制止も聞かずに扉を開けてしまう。
それ以降、屋敷には不気味な姿の小さなモンスターが姿を現し始めた。
その生物が引き起こした不可解な事件を度が過ぎた悪戯だとサリーを叱るアレックスとキム。
モンスターたちは孤立したサリーを闇の世界へ引きずり込もうと、徐々に凶暴さを増して追い詰めてゆく。
怯えるサリーの訴えに耳を傾けるようになったキムは、1人でブラックウッドの調査を始める。
そして、屋敷に秘められた秘密を暴き出すが。。。

1972年に作られた「地下室の魔物」というB級モンスター映画のリメイクです。
子供の頃、テレビ放映された際に一度だけ見たんですが、結構怖かったと記憶しています。
一回しか見ていないので余り自信はありませんが、リメイク版はオリジナル版を強く意識した絵作りがされているように思いました。
ただし、オリジナルでは若奥さまだった主人公が、このリメイク版は子供に置き換えられました。
子供が恐ろしい目に遭うというギレルモ・デル・トロ監督のお決まりパターンにアレンジされたって訳ですね。

モンスターのデザインは気持ち悪いです。
フェアリーとは名ばかりで、夢に出そうな不気味な姿のうえ、ワラワラと大挙して現れます。
ゴアシーンはありませんが、神経を直撃する痛そうな場面がたくさん用意されています。

ギレルモ・デル・トロが絡んでいますがこれはアメリカ映画として作られた英語作品です。
アメリカで活躍するスターが登用され、キム役はトム・クルーズの元奥さん(って書いちゃいますよね、やっぱり。)ケイティ・ホームズ。
サリーの父親役はガイ・ピアース。しかし彼のファンとしてはダメ親父っぷりが残念でなりません。
もっと格好いい所が見たかったなあ。
そしてサリーを演じた少女は、トビー・マグワイヤ、ジェイク・ギレンホールの「マイ・ブラザー」にも出てたベイリー・マディソン。
影のある少女を演じさせたら一番じゃないでしょうか。
成長が楽しみな演技派少女です。

ギレルモ・デル・トロですから、もちろん悲しく切ないエンディングが用意されています。
単に怖いだけでなく、しっかりと心に刻み付けられる作品に仕上がっています。

 

テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/11/16(土) 16:26:17|
  2. オカルト
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プロフィール

かひ

Author:かひ
映画大好きです。今まで映画にどれだけお小遣いを注ぎ込んだか…。でも最近はamazonマーケットプレイスで激安中古DVDを買い漁って楽しむのがマイブームです♪価格1円+送料340円なんていう素敵な値段で買えるDVDがたくさんあるんですよ~。

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