ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

ホラー映画の年齢制限とボカシによる改悪

イライジャ・ウッド主演でリメイクされた「マニアック」が間もなくDVD&Blu-rayで発売されるので情報収集してました。
その時、ちょっと気になるブログを発見。

samurai_kung_fuさんのブログで、ホラー映画の刺激的なシーンにボカシを入れるという配給会社の対応について書かれています。
ホラーが好きな方は是非一度読んで欲しい内容なので紹介させて頂きます。

レイティングをぶっ飛ばせ! ~映画改悪ブーム到来~
http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20131028

前述の「マニアック」ですが、公開直後から劇場で見た大勢の方が「残酷なシーンにボカシが掛けられていた」と発信してました。
それを聞いて私も劇場へ見に行くのをやめたクチです。
年齢制限を下げて大勢の人が劇場に来れるように…という配給会社の思惑からなのでしょうが、大きな勘違いだと思いました。
見れる層が広がっても、元々見に行くつもりだったホラーファンが見に行かなくなるって。
レイティングを下げた事で見れるようになった人たちがどれだけホラー映画が好きな層なんだろう?
そもそも、見たい部分が見れない映画なんて誰も見に行かないのでは?
刺激を求めてホラー映画を見るのに、刺激が無くなったら見る意味が無くなると何で気付かないかな。
こんな行為が当たり前になったら、日本でホラー映画なんて誰も見に行かなくなりますよ。

ちなみにこれがリメイク版「マニアック」本国予告編の刺激強いバージョン。


そんな愚かな行いがクロエ・グレース・モレッツが主役を演じるリメイク版「キャリー」でも繰り返されているそう。
オリジナルが好きだったので「キャリー」も見に行くつもりでしたが、やっぱやめました。
しかもこっちは本国がR15なのに対して日本ではPG12ですって。
「クロエちゃん、かわええ」なんてハァハァ言ってるのはおっさんばっかであって、中学生がコアターゲットではないでしょう。
その少年少女のために本気のホラー映画ファンを蔑ろにするってのは百害あって一利なしでは?
中学生には中学生向けに作られた作品を見せてあげればいい。
作品を削ってまで無理に大人の映画を見せる必要はないと思います。

リメイク版「キャリー」本国予告編はこちら。


配給会社もボランティアじゃないのは分かる。
でも作品を改悪する前にもうちょっと考えてもらいたいです。
わざわざ劇場まで足を運ぶ観客をもっと尊重して欲しいです。

(ちなみにゴアシーンじゃないけど、「ぼくのエリ/200歳の少女」のボカシも完全に蛇足でしたね。)

マニアック」DVD & Blu-rayはボカシ無しのアンレイテッドバージョン♪
 

「ぼくのエリ/200歳の少女」はDVDにもボカシあり(涙)

テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/10/31(木) 19:16:06|
  2. ホラー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「リング」 世界が認めた日本が誇るホラー映画

リング
1998年日本映画




昔から日本に存在していた怪談とは一味違う、Jホラー(ジャパニーズホラー)という新ジャンルを定着させた記念碑的作品。
この前、久々に見た「仄暗い水の底から」が予想以上に楽しめたので、今回は「リング」を見直してみました。
意外と忘れちゃってるもんで、こっちも新鮮な気持ちで見ることができました~。

有名な作品なので今さらストーリー紹介ってのもどうかと思いますが、同じように忘れちゃってる人のために書いてみますね。

呪いのビデオを見たという若者達が、ビデオを見てからちょうど1週間後に次々と不審死を遂げる。
姪を亡くしたテレビ局の女性ディレクター浅川 (松嶋菜々子)は事件の取材を開始。
若者達が宿泊した伊豆のバンガローを突き止めて訪れてみると、そこでVHSのビデオテープを発見する。
テレビに映し出されたのは、丸い穴を覗き込む男性、髪をとかす女性、髪の長い少女、新聞記事、何かを指し示す人物、地面這う人々、誰かの目のアップ、そして井戸。
何かを暗示するような不吉な映像を見終わると、突然不気味な無言電話が掛かってくる。
ビデオを見たことで自分が呪われた事を悟った浅川は、別れた元夫の高山(真田広之)に相談する。
呪いのビデオを鼻で笑っていた高山も映像を見て興味を惹かれ、浅川からダビングされたテープを受け取り、調査に協力する事になる。
二人は映像に写っていた女性が伊豆大島の地主の娘、山村志津子である事を突き止めて現地へと向かう。
志津子には超能力があり、当時の島民から気味悪がられていた。
その特殊能力に目を付けた学者の伊熊は、志津子を島から連れ出し、その力を研究を行っていた。
ある日、志津子の超能力を公開実験という形で発表するが、ペテンだと罵られ、記者が志津子に詰め寄った。
すると、突如記者が苦しみ出し、息絶えてしまう。
それは舞台の袖にいた少女、貞子の仕業だった。
貞子は志津子と伊熊の間に生まれた娘で、備えた超能力は母よりも強く、念じただけで人を殺せるほど。
その後、精神を病んだ母志津子は三原山の火口に身を投げ、貞子は父親の伊熊に井戸へ投げ込まれて殺されてしまう。
呪いのビデオは、無念の死を遂げた貞子の念写によって生み出されたものだった。
貞子が今も眠る井戸を突き止めた浅川と高山は、遺体を掘り起こし、供養する事で呪いを解こうとする。
しかしタイムリミットである7日間が間もなく過ぎようとしていた…。

貞子ばかりが話題になりますが、ビデオに秘められた秘密が次々と明らかにされていく過程が面白いんですよね。
でも一番最後にちょろっと出てあれだけのインパクトを残す貞子のキャラが立っているのは間違いない。
あと竹内結子の初々しい女子高生役や、悪戯っぽい女子大生役で中谷美紀が出てたりするのも見所でしょう。

その後、国内でシリーズ化されますが、個人的にはこの1作目で終わったと思っています。
続編、別バージョンの続編、プリクエル、スピンオフ(?)と作られていくうちに設定がグチャグチャ。
新作が作られるたびに新要素がトッピングされてキャラもストーリーもブレまくります。
この1作目はシンプルで良かったんですけどねえ。

ちなみに、中田秀夫監督は俳優にオーバーな演技をさせるわりに、細かい部分の演出が雑な印象。
「仄暗い水の底から」でもありましたが、色々な意味で演技が不自然に映るんですよねえ。
あとワンカットが比較的長めなのは日本映画らしいですが、編集が単調に感じられる所もあります。
引き!寄り!とメリハリが付きすぎるのも日本の陰湿なホラーには合っていないかもしれませんけど。

でもやっぱり怖さは格別。
何か良くない事が起こりそうな気配を漂わせる演出は、何度見てもお見事です。
アメリカ、韓国で相次いでリメイクされたのも納得の、日本が世界に誇るホラー映画です!
今、改めて見直してみると新しい発見があるかもしれませんよ~。

  

テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/10/31(木) 19:01:27|
  2. オカルト
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「オゾンビ」 ゾンビとなって甦ったビンラディンと米海兵隊の戦い

オゾンビ
(原題:OZOMBIE)
2012年アメリカ映画




これも2013年10月2日にDVDが発売されたばかりのゾンビ映画。

ゾンビとなってアフガニスタンに潜んでいるオサマ・ビンラディンを米海兵隊が倒しに行くというストーリーです。
荒唐無稽な作品かと思いきや、意外とマジメに…いや、悪ふざけが過ぎる設定ながらも、それなりにちゃんと作られています。

隠れ家を急襲され追い詰められたビンラディンは、自らに生物兵器を注射し、その直後米兵に射殺される。
ビンラディンの遺体は米軍のヘリで空輸されるが、途中、作戦中にゾンビに噛まれた兵士がゾンビ化。
暴れた事によりヘリはアラビア海へ墜落してしまう。
ヘリの中で蘇生したビンラディンは砂浜へと上陸し、同胞たちに保護される。
指導者の復活に士気を昂ぶらせたアルカイダは、ゾンビを使って米軍を迎え撃つ準備を整える。

そこへ乗り込んできた米海兵隊。
さらにビンラディン生存説を唱えるニューヨークの消防士と、その行方を捜してアフガンにやって来た妹が合流。
一行はアルカイダの基地を目指し、ゾンビがうろつくアフガンの荒野を進んでいく。
彼らを待っているものは。。。

低予算をCGで補うという、今時のホラー映画が良く使う製作手法です。
海兵隊が中心となるので銃によるゾンビとの戦いになります。
撃たれたゾンビから血煙が上がる表現はチープなCGながらも面白いです。

ゾンビの特殊メイクは絵の具を塗っただけのような安っぽいものではなく、結構作り込まれています。
ゴアシーンこそ控えめですが、ターバンを巻いて腐敗が進んだゾンビのビジュアルはなかなかです。

また、暗視ゴーグルやサーマルビジョンを使うなど、戦争映画の雰囲気もそれなりに持っています。
ミリタリー系の装備には疎いですが、銃を撃ちまくってゾンビと戦う兵士たちは格好いいです。
最後の空爆のシーンもCGながらもなかなか迫力がありました。

ビンラディンゾンビがあまり活躍しないのが残念でしたが、変り種低予算ゾンビ映画としては拾い物の一本でした。
しかしこのおかしなタイトルにはどんな意味があるんでしょうね!?


テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/10/16(水) 19:02:21|
  2. ゾンビ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

「アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ」 ゾンビ青年のドタバタ劇

アンデッド・ウェディング 半ゾンビ人間とそのフィアンセ
(原題:A LITTLE BIT ZOMBIE)
2012年カナダ映画




2013年10月2日にDVDが発売されたばかりの低予算B級ゾンビコメディ映画
原題を訳すなら「チョビっとゾンビ」という感じでしょうか。

ゾンビの血液を吸った蚊に刺された事で感染し、ゾンビ化してしまった青年スティーブが主人公です。

オープニングは森の中で大勢のゾンビと戦うゾンビハンターとゾンビ研究者コンビが登場。
ショットガンでゾンビ軍団を殲滅するが、その騒ぎの中を飛び回る蚊が誤ってゾンビの血を吸ってしまい、不死身の蚊ゾンビ(?)となって飛び去ってしまう。

その頃、若者グループが森の別荘へと向けて車を走らせていた。
乗っているのは結婚を間近に控えるスティーブとティナ、スティーブの妹サラとその彼氏クレイグの4人。
別荘に着いてすぐ、スティーブはゾンビ化した蚊に刺され、体調を崩して寝込んでしまう。
食物も喉を通らなくなってしまうが、なぜか「脳みそ」という言葉を聞くとよだれが止まらない。
体の異変から自分がゾンビ化してしまった事に気付くスティーブ。
体は脳みそを欲するものの、理性があるため仲間は襲わない。
しかしどんどん顔色は悪化し、腐敗の進むスティーブを見かねた仲間は、体の状態がこれ以上悪くならぬよう、彼に食べ物を与えようと肉屋へ向かう。
肉屋で様々な動物の脳みそを購入してようやく食事にありつけたスティーブ。
しかしすぐに体が拒否反応を起こして全て吐き出してしまう。
人間の脳みそでなければ体が受け付けないのだった。
そしてついにティナとサラは、スティーブの餌となる人間を捕獲する決心をする。
二人のお色気作戦により、バーで飲んだくれていた大男を車に押し込み、別荘まで連れてくることに成功する。
頭蓋骨をかち割ろうとハンマーを手に大男に迫る…。
ちょうどその頃、ゾンビハンターたちが獲物を探して目前まで迫ってきていた。。。

ストーリー自体は他愛のないものですが、ゾンビ化してしまった青年が繰り広げるドタバタが楽しいです。
日本人には分かりにくいホラーコメディが多い中、この作品には分かりやすいギャグが満載。
アイデアもかなりぶっ飛んでます。蚊までゾンビ化するなんて(笑)
蚊視点の映像も笑えますよ~。
あとパロディ要素も多く散りばめられていて、特に「死霊のはらわた」へのリスペクトはひしひしと感じます。

低予算なので派手な特殊メイクはありませんが、CGを使った特殊効果を要所要所に取り入れています。
派手な仕掛けは無くても、ホラー映画ファン、ゾンビ映画ファンならクスッと笑えるお楽しみがたくさんあります。

ラストはややあっさり終わってしまうため不完全燃焼かと思いきや、エンドロールに微笑ましい小細工が用意されていました。
なので最後まで見ましょうねっ。

テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/10/10(木) 18:01:54|
  2. ゾンビ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

訪問者数

プロフィール

かひ

Author:かひ
映画大好きです。今まで映画にどれだけお小遣いを注ぎ込んだか…。でも最近はamazonマーケットプレイスで激安中古DVDを買い漁って楽しむのがマイブームです♪価格1円+送料340円なんていう素敵な値段で買えるDVDがたくさんあるんですよ~。

最新記事

カテゴリ

未分類 (1)
ホラー (34)
ゾンビ (63)
スラッシャー(殺人鬼) (76)
スプラッター (24)
オカルト (58)
SF (23)
モンスター (25)
バイオレンス (6)
その他 (2)
ひとりごと (6)
ミステリー (1)
ダークファンタジー (2)
スリラー (1)

最新コメント

月別アーカイブ

フリーエリア

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR