ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「告白」 潮騒のメモリーズも出演している傑作ミステリー

今日はホラー映画ではなく、ミステリー映画を紹介してみようと思います。

ワタクシ、連続ドラマは毎週時間に縛られるのが嫌なので基本的に見ません。
しかし、そんな自分を十数年ぶりにはまらせたドラマがあります。
巷で話題のNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」です。
人を魅了してやまない宮藤官九郎ワールドに魅力的なキャスト。
これがヒットしない訳がありません。
登場人物たちは脇役まで本当に魅力に溢れていて、安部ちゃんやメガネ会計ばばあも含めてみんな大好きです♪

そんな自称「あまちゃん」ファンながら、大変重要な映画を見逃している事に気付きました。
松たかこ主演、2010年に大ヒットした「告白」です。
原作は湊かなえの同名ベストセラー小説。
なぜこの映画が「あまちゃん」と繋がるのかと言うと、潮騒のメモリーズの二人が出演していると言うのです!
潮騒のメモリーズといえば、「あまちゃん」の主役である能年玲奈と、ユイちゃんこと橋本愛によるドラマ内のご当地アイドルユニットです。
この二人の共演が見られるなんて、「あまちゃん」ファンにとっては黙ってスルーすることはできません!
そして早速入手してみました!



映画は松たかこ演じる高校教師の娘、愛美 (芦田愛菜)が、勤務先の高校のプールで何者かに殺される所から始まる。
この事件に関与した数名の登場人物による「告白」で真相が語られてゆきます。
告白してゆくのは、高校教師、主犯の少年、共犯の少年、共犯の少年の母親、クラスの女子生徒。
ユイちゃんこと橋本愛は、告白する女子生徒として準主役級の重要な役どころ。大活躍です
対してアキはというと、その他大勢の生徒の1人なので殆どクローズアップされる事もなく、目立たない扱いでした。
「あまちゃん」を知っている者にとっては、この二人の扱いの差に少々びっくりします。

「あまちゃん」繋がりというミーハーな思いで見始めた「告白」ですが、これ、とんでもなく素晴らしい映画でした。
日本映画が超えられないと思っていた壁を、乗り超えるどころか見事にぶち壊してくれました。
美しい映像、考えられた構成、わざとらしくない控えめな演技、衝撃的な展開…ハリウッドでもヨーロッパでも通用するクオリティです。
幼女殺し、親殺し、女教師がエイズ患者の血液を犯人である教え子に飲ませたりと、最近の日本映画としては倫理面でも相当に冒険しています。

日本映画には過去に何度となく裏切られてきました。
面白そうな題材でも、日本映画の悪しき慣習で台無しになるのが常。…と思っていました。
最近では【日本映画】と【それ以外の映画】という二通りの判断基準で映画を評価するクセが付いてしまったほど。
自分の中で50点程度の評価でも、“う~ん、日本映画としては90点かな”という感じです。
そんなこんなで日本映画に偏見を持っていたので、積極的に見よう!という意識は希薄だったんです。
でも「告白」については世界中の映画と比較して見ても決して劣らないレベル。
こんな日本映画があると知り、食わず嫌いは良くないな、と思った次第です。

「あまちゃん」ファン、ユイちゃんファンはもちろん、生粋の映画ファンにも胸を張ってお勧めできる日本が生んだ傑作ミステリー映画です!

  

テーマ:サスペンス・ミステリー - ジャンル:映画

  1. 2013/09/27(金) 16:23:18|
  2. ミステリー
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「スマイリー」 肉を縫い合わせて作ったニコチャンマーク顔

スマイリー
(原題:SMILEY)
2012年アメリカ映画




顔の肉を縫い合わせ、無理矢理スマイリーフェイス(日本で言うところのニコチャンマーク)顔を作り上げた殺人鬼。その名もスマイリー
日本公開前からスマイリーの強烈なビジュアルが気になって仕方ありませんでした。

大学生の間で話題になっている都市伝説。
ビデオチャット中に「笑いのために」と3回打ち込むと、相手の背後に殺人鬼スマイリーが現れてチャット相手を殺してしまうという。

母親の自殺で精神を病んでいた女子大生のアシュリーは、精神科医の治療によって回復し、大学へ通い始める。
仲間とのパーティ中、学生の1人が面白半分でスマイリーを呼び出してしまい、パソコン画面越しにチャット相手が殺される所を目撃する。
半信半疑のアシュリーは、ルームメイトの友人と共にチャットで「笑いのために 笑いのために 笑いのために」と打ち込んでみる。
すると、やはりスマイリーが現れて相手を殺してしまった。
スマイリーは何者なのか。。。

ジェイソンのような殺人鬼モノかと思って見始めましたが、インターネット上に存在する幽霊のようなキャラとして話は進みます。
肉感的な顔の割に、実は無機質でデジタルなモンスターというのが意外です。

ところがです!実は最後に驚愕のどんでん返しが用意されています!!
いや~、どんでん返しというか、前半のミステリアスな雰囲気を帳消しにしちゃうオチってどうなの!?
ラストでスマイリーの存在がスケールダウンしちゃうのが本当に惜しい。
オチ直前まではちょっとオカルトめいたスラッシャー映画だったのに、「スクリーム」みたいな現実的なオチで締め括るんです。
まあ「夢オチ」や「全部嘘でしたオチ」ほどではないけど、正直、オチだけは予想外でがっかりしてしまいました。

特殊メイクに派手な仕掛けは無く、グロやゴアはありません。
殺しはナイフでグサッ!とやるだけなので、唯一にして最大の見所がスマイリーの顔。
ベッドで目を開けたらあの顔が横に寄り添っているシーンなんてめちゃめちゃ怖い。
本当に夢に出そうな顔です。
そんなすごいキャラクターが完成したかと思いきや、最後でぶち壊し。あーもったいない。



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/09/20(金) 18:06:44|
  2. スラッシャー(殺人鬼)
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「デッドガール」 全裸の美女ゾンビの虜になった高校生

デッドガール
(原題:DEADGIRL)
2008年カナダ映画




内気で冴えない男子高校生リッキーとJT。
リッキーは子高生ジョアンに片思いしていたが、話す事もできず、ただ眺めているだけだった。

リッキーとJTは、好奇心で病院の廃墟へ忍び込んで遊んでいた。
するとそこの地下室で、ビニール袋を被され、鎖に繋がれた全裸の性を発見する。
ゾンビだった。
誰が何のためにそこに繋いで放置したのかは分からない。

そんな状況を見てひらめいたJT。
誰も来ない廃墟で、美が裸で縛られている。
理性を失った彼は、別の友達ウィーラーと交互にゾンビの上に乗っかった。
すっかりデッドガールの虜になったJTは、廃墟に通い詰める。

ゾンビを解放しようとするリッキーはJT達から孤立する。
そんな時、リッキーが片思いする女子高生ジョアンと学校で良い雰囲気になる。
しかしそれを見たジョアンの彼氏ジョニーの怒りを買い、リッキーと一緒に居たウィーラーがぶっ飛ばされる。
その時、涙目ウィーラーがデッドガールの事を口走ってしまい、ジョニーとその仲間を地下室へ連れて行く事になってしまう。

ジョニーはJTたちに乗せられ、デッドガールとお楽しみタイム!になるはずだった。
ところが大事なところをガブッ!と噛まれてしまう。
デッドガールをボコボコに殴ってどうにか息子を救出、股間を押さえて逃げ帰る。
次の日の授業中、突然体調が悪くなったジョニーはトイレへ急行。
便座に座ると肛門から血が…次の瞬間、大量の出血とともに肛門から腸がブリブリブリッ!と噴射して絶命してしまう。

リッキーはJTの暴走を止める為、ナタを手に地下室へと向かう。
するとそこには、JT達が拉致してきたジョアンがデッドガールと背中合わせに縛られ、吊るされていた。
臨戦態勢のリッキーに対し、JTは自分の想いを語り始めた。
孤独なJTは、ジョアンのことで頭が一杯のリッキーに自分の存在に気付いて欲しかったのだった。
その時、縄が解けたデッドガールはウィーラーに噛み付き、彼を貪り食った。
混乱に乗じてジョアンの縄を解いて逃げだすリッキー。
そしてデッドガールはJTにも襲い掛かった。
リッキーが地上への出口を探している間、ジョアンも襲われてしまった。
そしてデッドガールは地上へと逃げていった。。。

爽やかな日差しの中、何事もなかったかのように高校生活を送るリッキー。
学校の帰り道、あの廃墟へと向かう。
そこには、新しいデッドガールとなったジョアンが待っていた。。。

日本公開前から賛否両論でしたが、不謹慎な内容ながら自分は楽しめました。
ゾンビがわらわら出てきてムシャムシャ食いまくるのではなく、拘束された色っぽい美女ゾンビを見つけた事から若者の本性が露になってゆくという作品。
背徳感とか非道っぷりが何となくジャック・ケッチャムの作品っぽい感じです。

ただ脚本には荒さがあって、JT達がタイヤレンチで殴りかかったのに死なない女が何者なのか、デッドガールに噛まれてゾンビになる者と内臓を尻から噴出す者がいる理由、JTの最後はどうなったのかなど、説明不足な点がありました。
まあホラー映画なんて基本的に不条理だらけなので、個人的にはこの程度の落ち度は笑ってスルーできるレベルですが。

残虐描写は内臓ブリブリが一番のグロシーンです。
他にはゾンビの腹に指を突き刺したり、ウィーラーの腕を切断したりと、程よく散りばめられてる感じ。

主役のリッキーはリメイク版「死霊のはらわた」で主人公(?ミアの兄貴役)を演じたシャイロー・フェルナンデス。
JTを演じたノア・セガンは、ジョセフ・ゴードン・レヴィットとブルース・ウィルスの「ルーパー」や「キャビンフィーバー2」に出てましたね。

この前紹介した「ビフォア・ドーン」も変り種ゾンビ映画でしたが、あちらは低予算のインディーズ風味でした。
「デッドガール」にあのような安っぽさはなく、普通の商業映画として見れるクオリティです。
家族や恋人と楽しく見れる映画ではないかもしれませんが、身構えて見始めた割りにそこまでのドギツサは無くて少しホッとしました。


テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/09/13(金) 18:23:01|
  2. ゾンビ
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「ゾンビ」の日本版Blu-rayがついに、ついに発売!!!

日本のホラー映画ファンのみなさま!
とうとう待ち望んでいた日がやってまいりました!!

ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」が、ついに日本でもBlu-rayで発売になります!!!
しかも、米国劇場公開版、ダリオ・アルジェント版、ディレクターズ・カット版の3種類!
3本セットのボックス版に加え、単品ソフトも同時発売というのが良心的♪
さらに価格も良心的で、ボックスの定価が14000円(amazonで今日現在10400円)、単品定価が4900円(同3600円)。
手が出しやすい価格設定に涙がちょちょ切れそうですよ、ハピネット様♪

   

数年前に高画質版のDVDボックスが発売されましたが、アメリカでは当時既にBlu-rayが発売済みでした。
2万円を超えるDVDボックスを買うか悩み続けましたが、Blu-rayがすぐに発売されると踏んで見送り決定。
暫くすると単品発売も開始されたので、所有していなかったディレクターズカット版DVDのみを購入しました。

それから3年、やっとBlu-rayの登場です!(予想よりも長かった。。。)
このBlu-ray、海外版をただ単に日本語化したものではない模様。
米国劇場公開版は2013年制作のHDニューマスターだそうですし、ディレクターズカット版はHDマスターを国内で再レストアだそうです。
表記がないという事はダリオ・アルジェント版は既存マスターなのでしょうか?
まあアルジェント版はもともと画質が良かったですから、それがBlu-rayの情報量になるだけで充分かもしれません。

ゾンビ」は自分のNo.1ホラー映画
自分と同じように「ゾンビ」を愛するファンなら迷う事無く買いの一本ですね。

発売は2013年12月3日だそうですので、今からカレンダーに丸付けておきましょう♪

テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/09/07(土) 17:16:53|
  2. ゾンビ
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「ビフォア・ドーン」 ゾンビになった妻を想い続ける夫

「ビフォア・ドーン」
(原題:BEFORE DAWN)
2012年イギリス映画




ゾンビになってしまった奥さんを想い続けるの話、というシチュエーションに興味がそそられました。
調べてみると海外での評価は並が多い中で、一部が「感動した」と評価を与えている人がいたので発売と同時にGET。
他に予備知識はなかったのですが、開けてびっくり玉手箱。
製作総指揮を務めているのが「コリン LOVE OF THE DEAD」の監督、マーク・プライス。
以前、「コリン~」のレビューでも書いた通り、マーク・プライスの演出には不完全燃焼な部分がありました。
見始める直前にそんな彼が絡んでいると知り、不安を覚えながら鑑賞スタート。

失業中のアレックスとキャリアウーマンのメグ。
するアレックスに対し、メグは倦怠期…というか、うだつの上がらないへのはすっかり冷めている模様。
アレックスはとの関係を修復するため、子供達をおばあちゃんに預け、メグを旅行へと連れ出す。
田舎の一軒家を借り、二人きりの時間を過ごす事が目的だった。
目的地へ向かう途中、路上に放置された車など不審な状況を目にするが、決定的な異変には気付かずに宿へと到着。
アレックスが見つけた今夜の宿に、メグもまんざらでもない様子。
仕事の電話で二人の時間を邪魔されたくないアレックスは、のスマートフォンを隠してしまう。
ラブラブな夜を期待していたアレックスだったが、二人の関係はギクシャクしたままで寝室からも追い出されてしまう。
凹んだ彼はワインをがぶ飲み。

翌朝、アレックスがスマートフォンを隠した事がバレ、怒ったメグは1人ジョギングへと出掛けてゆく。
美しい田園を走っていると、突如唸り声を上げるゾンビに追われるメグ。
足を噛まれてしまうが、林の中へ逃げ込んでゾンビを振り切ることに成功する。
どうにか自力でアレックスの待つ一軒家へと戻り、助けを呼ぶが電話が繋がらない。
仕方なくアレックスに傷を診てもらっていると突如停電。
「ブレーカーは車庫だ。」とまるで知っているかのように言ったアレックスを不審に思ったメグが彼を問い詰めると、ここは浮気相手と訪れた事がある一軒家だという事が発覚する。
怒りと悲しみをあらわにするメグ。
二人の間には修復不可能な深い溝ができてしまった。

とりあえずアレックスは車庫のブレーカーを見に行く。
しかしそこにはゾンビが潜んでいた!
狭いガレージ内でくんずほぐれつの大乱闘の末、ゾンビの頭部をバールで貫いて倒す。
部屋に戻ってとりあえず酒をがぶ飲み。
そしてメグが休んでいるベッドへ向かうと、そこには変わり果てた姿のが!
襲い掛かるゾンビを地下室に閉じ込めたアレックス。

そこへゾンビから逃げてきた一人の男が助けを求めてくる。
男は見てきた街の様子をアレックスに聞かせ、この世の終わりが訪れたと告げた。
アレックスは、その男の話にあった「人間を食った後のゾンビは人を襲わなかった」という情報に目を付けた。
もしかすると、人を食えばゾンビから元の人間に戻るのかもしれない…という仮説を立てたアレックスは、男を襲って気絶させ、地下室の妻に与えた。
しばらくして地下へと降りてゆくアレックス。
そこには食い散らかされた男の体と、その横に座って佇む妻の姿が。。。
凶暴さが消えたように見える妻の側へと近付き、話しかけるアレックス。
しかし、突如凶暴性を取り戻したメグのゾンビが彼に襲い掛かった!

地下室から逃げ出したアレックスは子供達に電話するとようやく繋がった。
しかし電話の向こうではゾンビに襲われる子供達の悲鳴が。。。
落胆するアレックスはソファーに座って目を閉じた。
暫くすると大勢のゾンビたちが玄関のドアを破壊して室内に侵入してきた。
そしてメグも地下室のドアを破ってアレックスに迫ってきた。

しかし、目を開けたアレックスの瞳から人間性は消え失せていた。
既にアレックスはメグに噛まれ、ソンビと化していたのだった。
真っ赤に血走った目でお互いを見つめ合うアレックスとメグ。
ゾンビ夫婦が獲物を求めて雄叫びを上げた。。。

「コリン LOVE OF THE DEAD」よりも遥かにちゃんとした映画でした。
低予算ではありますが、しっかりしたテーマがあるので楽しめました。
特殊メイクは低予算ながらそれなりに頑張っています。
ゾンビは真っ赤な目と、口が裂けた風貌が印象的。
うぉーーー!という絶叫と共にダッシュする「28日後…」「ドーン・オブ・ザ・デッド」系ゾンビです。
人気がない田舎が舞台なのでゾンビの数は多くありませんが、怖さは充分味わえます。
ゾンビ映画お約束のお食事シーンも多くはありませんが、裂けた腹部に手を突っ込むなどなかなかグロいです。
あと、色々なゾンビ映画のパロディも隠されているので、そんな場面を見つけながら見るのも楽しいですね。

テーマがテーマなので夫婦の現状を描く必要があり、序盤はゾンビが出てきません。
ゾンビうじゃうじゃを期待している人は退屈に思うかもしれませんが、これは夫婦をテーマにした一風変わったゾンビ映画です。
夫婦の微妙な関係が明らかにされてこそ後半の展開が意味を持ってくるので、固定観念を捨て、前半のドラマ部分で諦めずに見続けてみてください。
ゾンビ映画の新しい可能性を感じられるかもしれませんよっ。
山ほど存在する似たり寄ったりのゾンビ映画に辟易している人にお勧めです。
ただ、あくまでもインディーズに毛が生えたくらいの低予算作品という事をお忘れなく。

ちなみに、失業中、酒浸り、浮気癖ありでちょっと抜けてる情けないアレックスですが、演じているドミニク・ブラントがこの作品の監督。自虐的で笑えますね~。


テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/09/06(金) 19:43:16|
  2. ゾンビ
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「スペル」 サム・ライミ監督が老婆の呪いを描いたオカルト映画

スペル
(原題:DRAG ME TO HELL)
2009年アメリカ映画




死霊のはらわた」「スパイダーマン」のサム・ライミ監督によるオカルト映画

銀行の融資係であるクリスのもとに老婆が訪れた。
ローンの滞納による自宅の差し押さえを止めて欲しいと懇願する老婆だったが、クリスは自分の昇進のため、上司に言われた通りに老婆を冷たくあしらってしまう。
仕事を終えて駐車場に停めてあった愛車に乗り込むと、突如リアシートに潜んでいた老婆が襲い掛かった、
クリスのコートからボタンを引き千切ると、それに呪文をかけてクリスの手へと返し、その場を立ち去っていった。
現場に駆けつけた彼氏に自宅まで送ってもらう途中、霊視の店を発見して吸い込まれるように入っていく。
店主はクリスを見た後、呪いがかけられている事を告げ、3日後には地獄へ連れ去る為に魔物が現れると教える。
それからクリスの周囲には不気味な影が現れるようになる。
呪いを解いてもらうために老婆の家に謝罪に訪れたクリスだったが、老婆は死去した直後だった。
解決の糸口を失ったクリスは、霊能者に呪いに詳しい呪術師を紹介してもらう。
そして呪いを解くための儀式を行う事になるのだが。。。

サム・ライミらしいブラックなユーモアが満載です。
KNBエフェクツのグレゴリー・ニコテロとハワード・バーガーが腕を振るった特殊メイクは流血シーンこそ少ないものの、ショッキングなシーンの連続。
その恐怖シーンもサム・ライミならではの意表を突く演出で怖がらせてくれます。

クリス役は「ビッグ・フィッシュ」でジェシカ・ラングの若い頃を演じていたアリソン・ローマン。時が経ってもやはりジェシカ・ラングそっくりです。
クリスの彼氏を演じるのは「ハービー・機械じかけのキューピッド」でリンジー・ローハンの彼氏を演じ、「ダイハード4.0」でブルース・ウィリスと逃げ回ってたジャスティン・ロング。

ちなみに老婆の愛車はサム・ライミ映画には必ず出てくる黄色いオールズモビル。
蝿も出てきますよ~。

しかし邦題がいまいちですねえ。
呪いの呪文で「スペル」なんでしょうが【地獄へ引きずり込まれる】という意味の原題の方が怖い。
配給会社さんにはもっと頭を使ってタイトルを付けて欲しいですね。

 

テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/09/04(水) 18:53:34|
  2. オカルト
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プロフィール

かひ

Author:かひ
映画大好きです。今まで映画にどれだけお小遣いを注ぎ込んだか…。でも最近はamazonマーケットプレイスで激安中古DVDを買い漁って楽しむのがマイブームです♪価格1円+送料340円なんていう素敵な値段で買えるDVDがたくさんあるんですよ~。

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