ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

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個人的ゾンビ映画ベスト10【2013年版】

 
いつも新しく見た映画、昔から好きな映画を紹介させて頂いています。
たまには趣向を変えてランキングでもやってみようと思います。

ランキング第1回目のネタは、今やホラー映画の王道となったゾンビもの。

1位 「ゾンビ」
やはり一番はジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」でしょう。
壮大なスケール感、ゾンビによって文明が滅ぼされていく絶望感の創出は、ゾンビ映画の中でも群を抜いています。
また、人類滅亡の危機に瀕してもショッピングモールの物に執着するといった物質主義への風刺も効いています。
そしてトム・サヴィーニによる衝撃的な特殊効果、ゴブリンの音楽など、映画に華を添える数々要素も見事に相乗効果を生んでいます。
潤沢な製作資金があった訳ではないのにこんな作品が作れたというのは奇跡としか言いようがありません。




2位 「死霊のえじき」
冒頭、壁から手のドッキリシーンで腰を抜かし、地上をゾンビに制圧されて地下へと潜り込んだ人間の悲惨な状況に呆然。
そしてまたしても、人類の存続が掛かった状況にも関わらず、殺し合いを止めない人間の愚かな姿が悲しい。
常識を覆す知能を持ったゾンビ、バブの登場に対し、野蛮人のように争う人類の愚かなこと。
前作「ゾンビ」ほどのメッセージ性や娯楽性はありませんが、それを補って余りあるトムサ・ヴィーニのゴアメイクが凄まじいです。




3位 「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」

「ゾンビ」→「えじき」→「ナイト」の順で見たので、初見の時は物足りなく感じました。
ところがです!見返せば見返すほどに面白い!
演出が若干古典的ではあるものの、極限状態に置かれた人間のドラマとしては完成度高いです。
自主制作のような作品ですのでゴア描写は控え目ですが、モルグから抜け出して来たようなゾンビがいたり、そのファッションは見所。
ゾンビ映画のベスト3は、ありがちな結果ですがジョージ・A・ロメロ監督作品が占めましたね。




4位 「バタリアン」
「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」の正式な続編としての権利を得て製作された作品です。
奇しくも「ゾンビ」の続編である「死霊のえじき」と同時期に公開されました。
ジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」も「ナイト~」の続編とするなら、続編が2つ存在するという事になりますね。
でも本家がシリアス路線で突き進んだのに対し、「バタリアン」はコメディとなっています。
監督は「エイリアン」や「ブルーサンダー」等の脚本で評価が高かったダン・オバノン。
有名なホラー&ファンタジー系イラストレーター、ウイリアム・スタウトのデザインによるゾンビたちが秀逸。




5位 「ショーン・オブ・ザ・デッド」

イギリス産のゾンビコメディです。
主演と脚本はサイモン・ペグ、監督はエドガー・ライトで、ロメロゾンビへのリスペクトを痛いほど感じる作品です。
日本人にも分かりやすいユーモアで笑いを誘いますが、コメディとはいえどもゾンビの描写にも手抜きは感じさせません。
近年、ゾンビコメディが量産されていますが、その中でもベストムービーがこの「ショーン・オブ・ザ・デッド」だと思います。




6位 「死霊のしたたり」
B級低予算ホラーを量産していたエンパイアピクチャーズのハイテンションホラー。
低予算作品が勝つ為に必要なものをしっかり抑えているところが上手い。
アホらしいまでに過激で下品な演出が素晴らしい♪
パワーとグロさは「死霊のはらわた」に通じるものがあります。
ちなみにH・P・ラブクラフト原作…なんて言ってますが、このえげつなさは「死霊のしたたり」オリジナルです。




7位 「REC」
スペイン製のフェイクドキュメンタリー風ゾンビ映画。
観客は、テレビ局のカメラマンが回すカメラの映像を見ながら惨劇を追体験していきます。
「クローバーフィールド」以降、フェイクドキュメンタリー映画がたくさん作られましたが、臨場感溢れる「REC」は完成度が高いです。
ゾンビが現れたアパートに閉じ込められたTVクルーのドキドキを見事に共有させてくれます。
今までで一番心臓がドキドキしたゾンビ映画でした。
ちなみに、恐怖の道先案内人となるTVリポーターさんがかわゆいです♪




8位 「サンゲリア」

イタリアのスプラッター映画の巨匠(?)、ルチオ・フルチ監督の最高傑作。
最高傑作と言っても、基本的に支離滅裂なストーリーに、何の脈絡もなく突如始まる殺戮ショーが売りの監督です。
この「サンゲリア」は、あくまでもフツーのレベルに仕上がってるというだけです…。
でも海中を彷徨うゾンビが鮫と戦ったり、本物の蛆虫にまみれたゾンビのデザイン、そして例の眼球串刺しシーンなど、フツーのゾンビ映画では考えられないようなアイデアが満載。
緩いテンポと残酷描写が何ともいえない背徳感を感じさせます。(まあ偶然の産物でしょうが…)




9位 「ゾンビコップ」
企業の陰謀に巻き込まれ殺された刑事がゾンビとなって甦り、自分を殺した犯人を追い詰めるというゾンビアクションコメディ。
徐々に腐乱していく刑事の姿が哀れであり、また可笑しくもあります。
ゾンビですから銃弾も気にせず、撃たれまくられながらもマシンガンを乱射する姿が格好いいです。
捜査の過程で他のゾンビやモンスターも登場。
ゾンビをネタにしたブラックジョークが散りばめられているので、ゾンビファンならクスッと笑っちゃう事うけあいです。




10位 「死体と遊ぶな子供たち」
本来、ゾンビ映画とはこうあるべき、と思わせる、アングラ感漂うZ級低予算作品。
後に「ポーキーズ」などを撮るボブ・クラークが、若い頃に監督したものです。
若者たちが死体を掘り起こしてふざけているうちに、怒った死体が甦って襲い掛かるというもの。
お金が掛かっていないのは一目瞭然なのですが、そこから生まれる猥雑さが味わい深い。
また1972年の低予算作品としてはゾンビメイクも頑張っていて、カサカサに乾いた感じとか、嫌いじゃないです。
最近はゾンビ映画ブームですが、中途半端にCGに頼ってアニメみたいになっちゃうなら、手作り感満載のこんな特殊メイクの方が効果的だと思いますね。
ちなみに、全体的な流れが「死霊のはらわた」っぽいのは気のせいでしょうか?




次点 「ウォーキング・デッド」

現在も続いているTVシリーズですね。
グレッグ・ニコテロをはじめとしたKNB EFXの特殊メイクがテレビの限界を超えちゃってます。
こんなのをテレビで放映しちゃうアメリカはやはりすごいっす。




10位以内には入りませんでしたが、「ゾンゲリア」「28日後…」「28週後…」「ワイルド・オブ・ザ・デッド」「ゾンビ大陸アフリカン」「ゾンビ革命 フアン・オブ・ザ・デッド」なども好きです。

このジャンルはこれからもたくさんの新作が出てくるでしょう。
現在気になっている新作ゾンビ映画は以下。

ブラッド・ピット主演「ワールド・ウォー・Z」


「ゾンビ大陸アフリカン」の続編「THE DEAD 2 : INDIA」


「REC4」


もっと面白いゾンビ映画がたくさん誕生するといいですね♪

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テーマ:ゾンビ映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/06/26(水) 19:36:11|
  2. ゾンビ
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「エルム街の悪夢」 全作セットのBlu-rayボックスが値下げ!

 今までamazonで6000円台で販売されていた「エルム街の悪夢」全話セットのBlu-rayボックスが、廉価版になって再登場するそうです。

●Disc1: 映像特典:約187分
 【エルム街の悪夢】本編:約91分
●Disc2: 映像特典:約50分
 【エルム街の悪夢 2 フレディの復讐】本編:約85分
 【エルム街の悪夢 3 惨劇の館】本編:約96分
●Disc3: 映像特典:約40分
 【エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター最後の反撃】本編:約93分
 【エルム街の悪夢5 ザ・ドリームチャイルド】本編:約90分
●Disc4: 映像特典:約24分
 【エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア】本編:約89分
 【エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア】本編:約112分

本編7作と映像特典てんこ盛りで3000円台とは…以前の価格で買った人は凹みますね。。。



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/06/25(火) 18:42:40|
  2. スラッシャー(殺人鬼)
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「ザ・ウーマン 飼育された女」 捕獲された野生の少女が一家を破滅させる

 ザ・ウーマン 飼育された女
(原題:THE WOMAN)
2011年アメリカ映画



またまたジャック・ケッチャム原作の陰惨ホラー。
今回も例の如く、原作本は読まずに映画についてレビューします。

今回は「メイ」の若手実力派ラッキー・マッキーが監督。
脚本はジャック・ケッチャム本人とラッキー・マッキーが共同執筆。
製作には、ケッチャムの「隣の家の少女」をプロデュース、「襲撃者の夜」を監督したアンドリュー・ヴァン・デン・ハウテン。
自らメガホンを取った「襲撃者の夜」がやや勢い不足でしたから、監督をラッキー・マッキーへ任せたのは正解でしょう。

ストーリーは、アメリカの田舎町で暮らす一家を中心に展開していきます。
家族構成は、威圧的に家族を支配する父親クリスと、その力に抑圧された妻ベル(メイのアンジェラ・ベティス)。
陰のある女子高生ペギー、暴力性を秘めた弟ロジャーは屈折した少年、そして末娘のダーリン。

ある日父クリスが森へ狩りに行くと、獣のように生きた魚に食らい付く、野生の少女を見つける。
彼女は赤ん坊の頃から狼に育てられた狼少女だった。
クリスはその女を捕らえ、自宅の地下室に監禁した。
女は触れようとするクリスの指を噛み千切り、骨をガリガリと噛み砕き、ゴクリと飲み込んだ。
応急手当をしたクリスは家族を地下室へ集める。
そして家族に、女に知性を与える為に全員で世話をすると伝える。
黙って従うベル、嫌悪感を抱くペギー、女に興味を示すロジャー。。。
こうして、一家による女の飼育が始まるが、これが家庭崩壊への第一歩だった。。。

クリスは夜中にベッドをそっと抜け出し、女に手を出した。
息子のロジャーは父親の後をつけ、女と抱き合う姿を覗き見ていた。
そして妻のベルは、寝たふりをしていたがそんな夫の行動に気付いていた。

翌日ロジャーは、家族の目を盗み、女の体をラジオペンチで痛めつけた。
女の絶叫を聞いたペギーが助けに入り、両親に弟の異常な行動を報告。
息子を攻め立てるベルに対し、クリスは思春期の少年が女の体に興味を持つのは自然な事だと息子の暴力行為を咎めようとしない。
そんな異常な夫と息子に嫌気が差したベルは家を出る事を決意するが、クリスの容赦ない暴力により気を失ってしまう。

そこへ、ペギーの担任である女性教師が突然やってくる。
近頃学校で様子がおかしいペギーが、ボーイフレンドとの子供を妊娠しているのではないかと家族に伝えにきたのだった。
しかしそれを聞いたクリスは突如逆上する。
ペギーの子供が自分との近親相姦によってできた子供である事がバレたと思い、教師を張り倒し、息子とともに納屋へと引きずって行く。
凶暴な犬を飼っている檻の中へ教師を放り込み、襲われるのを眺めるクリスとロジャー。
しかし、その檻の一角に設けられた小屋には、狂犬よりも恐ろしい生き物が隠れていた。。。

そしてペギーは父親と弟の暴走を阻止する為に、地下室の女を解放する。
女はまず、騒ぎを聞きつけてやってきたベルの顔に噛み付いた。
夫の言いなりで自分を助けようとしなかったベルを血祭りにあげた女は、続いて息子ロジャーの体を鋭利な木片で真っ二つに。
そして最後は、生きたままクリスの腹部に腕を突っ込み、内臓を引き出し、クリスの目の前で取り出した心臓にかぶり付いた。。。

端折って内容を書いてみましたが、ケッチャムのストーリーがとんでもない物である事がお分かり頂けると思います。
人間の内面描写がとにかくグロテスクなんです。
特にアホ親父クリスとクソガキロジャーの最期には拍手喝采でした。

特殊メイクはロバート・カーツマン。
今回はKNB EFXの名前はありませんでしたので個人でのお仕事でしょうか。
KNBの盟友グレッグ・ニコテロとは一味違う、どす黒い流血シーンを見せてくれます。

ラッキー・マッキーはやはり見せ方が上手い。
作り出す映像にセンスを感じます。
才能が注目された「メイ」でもそうだったように、ポップな映像を作り出しています。
ホラー映画らしからぬおしゃれな映像遊びが所々に盛り込まれています。
先にも書いたとおり、アンドリュー・ヴァン・デン・ハウテンが監督業を譲ったのは英断だったと思いますね。
「隣の家の少女」も嫌いじゃないですが、一連のケッチャム作品の中ではこの「ザ・ウーマン」が一番好きです。

   

テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/06/25(火) 17:51:15|
  2. ホラー
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「リンク」 高い知能を持ってしまった猿が歩む悲劇

リンク
(原題:LINK)
1986年イギリス映画




ヒッチコックの熱狂的ファンであり、その下で映画製作に参加した事もある技巧派リチャード・フランクリン監督作品。
出身地であるオーストラリアで製作した「パトリック」でその手腕が認められ、1983年に「サイコ2」の監督に抜擢された。
その3年後にイギリスで撮ったのがこの「リンク」です。

25年ほど前にレンタルビデオで見て大好きになった作品ですが、ついに2013年、DVDで再度拝める日がやって来ました!

猿の高い知能に目をつけ、その研究を行っている教授(テレンス・スタンプ)の家に住み込みのアルバイトにやってきた女子大生ジェーン(エリザベス・シュー)。
人里離れた豪邸で目にしたのは、人間とコミュニケーションを図る知能を備えた老オランウータンのリンクと、チンパンジーのブードゥ、インプだった。
しかし教授は、暴力的で手に負えなくなったブードゥと、研究対象としては年老いてしまったリンクを動物買取業者に引き取るよう電話で依頼していた。
翌日、業者へ引き渡す為、研究室でブードゥを檻に入れようとしていた教授だったが、その背後からリンクが襲い掛かった。。。

何も言わずに姿を消した教授を不審に思ったジェーンだったが、教授の車とブードゥも消えていた事から、町の業者の所へ行ったのだと判断する。
しかしリンク、インプと共に教授の帰りを待っていたジェーンの元に、動物買取業者がやってくる。
教授は業者の所にも行っていなかったのである。
無理矢理リンクを連れて行こうとする業者を追い返した後、教授の行き先を探るべく研究室に入るジェーン。
そこでは戸棚の中に隠されていたブードゥの遺体と、破壊された教授のメガネを発見する。
リンクに対する疑念を抱くジェーンに、リンクは反抗的な態度を示すようになる。
そして…

リチャード・フランクリン監督がヒッチコックの後継者と呼ばれるのも納得できる、サスペンス映画の佳作、いや傑作です!
敬愛するヒッチコックを意識し過ぎた余り、当時は一部批評家から「猿真似」などと評されていましたが、私はオマージュとして好意的に捉えました。
マットペインティングによる背景描写や、セットを舞台装置のように見せる撮り方など、ヒッチコックファンならではの遊び心が満載。

そんなマニア監督の遊び道具としてだけではなく、サスペンス映画としての出来も素晴らしいです。
連絡手段は断たれ、遥か遠くの町へ行くには野犬がうろつく荒野を抜けなければならない。
そんな陸の孤島に1人残された女子大生と邪悪な知恵を持ったオランウータンの心理戦が見事に描かれています。

恐怖を演出する上で大きな役割を果たしているのが猿の演技。
リンクの目を使った演技は、人間が猿のメイクで演じているのではないかと思えるほど。
お風呂に入ろうとする全裸のジェーンを見つめるリンクのいやらしい目つき!
アカデミー賞をあげたいくらいです。
ちなみに「リンク」「ベビーシッターアドベンチャー」の頃のエリザベス・シューが大好きだった自分も、きっとリンクのような目でこの場面を見ていたかも。。。

お金は掛けなくても、アイデアと演出力で一級のサスペンス映画を取り上げたリチャード・フランクリン監督は天才だと思います。
しかし、その後はなぜかパッとしないまま数本の作品を残してオーストラリアへ帰ってしまいました。
あまりにマニアック過ぎて、商業主義が強い近年のハリウッドではなかなか才能を発揮する場所に恵まれなかったのでしょう。
帰郷後はテレビ映画などを手掛けていたようですが、残念なことに2007年にガンで他界されてしまいました。
もっとサスペンス映画を撮らせてあげて欲しかったです。

それにしてもオーストラリアからは才能のある映画監督が多数現れますが、その後伸び悩んだり、あまり名前を聞かなくなってしまう人が多いように感じます。
個人的に好きなオーストラリア監督の作品は、ラッセル・マルケイ(ハイランダー、エンド・オブ・ザ・ワールド)、フィリップ・ノイス(パトリオット・ゲー ム、今そこにある危機)、ピーター・ウィアー(刑事ジョン・ブック、モスキート・コースト)、P・J・ホーガン(ミュリエルの結婚)、ブルース・ベレスフォード(ドライビング Miss デイジー)などなど。
こういった監督の持ち味が生きた作品をまた見たいなあ…なんて、亡くなったリチャード・フランクリン監督に想いを馳せつつ考えてしまいました。



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  1. 2013/06/17(月) 16:25:09|
  2. ホラー
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「ロンドンゾンビ紀行」 ゾンビと老人ホーム入所者達との戦いを描いたスプラッターコメディ

ロンドンゾンビ紀行
(原題:COCKNEYS VS ZOMBIES)
2012年イギリス映画




またまた出ました、コメディのゾンビ物。

ロンドンのど真ん中の建設現場で発見された遺跡。
作業員が中に入るとミイラ化したゾンビが襲い掛かってきた!

テリーとアンディの兄弟は、彼らの祖父が入所する老人ホームが資金難に陥り、遠方へ移転する事に胸を痛めていた。
二人は従姉妹のケイティ、友人のミッキー、デヴィを巻き込み、老人ホーム救済のため銀行強盗を実行する。
銀行に押し入っているうちに周辺は多数の警官に囲まれてしまう。
人質を取り、覚悟を決めて正面玄関から外へと出る一行…、しかしそこでは警官たちが大勢のゾンビたちに食われている所だった。
難なく銀行を後にし、隠れ家へと戻る一行だったが、ミッキーがゾンビに噛まれて甦ってしまう。
ミッキーは戦場で頭に傷を負い、頭蓋骨の代わりに鉄板が埋め込まれていた。
銃で頭を撃っても死なないミッキーの口に、テリーが手榴弾を押し込み、木っ端微塵に吹っ飛ばした。
その混乱に乗じて人質のクライブがミッキーの銃を拾い、強盗団に銃を向けた。
しかしその背後からゾンビが襲いかかったとき、はずみで引き金を引いてしまいデヴィが撃ち殺されしまう。
クライブは生きたままゾンビに体を引き裂かれて食われてしまった。

最早安全ではなくなった隠れがを飛び出した一行は、ロンドン名物二階建てバスを奪って老人ホームへ。
ホームでは老人達が施設内に籠城してゾンビの攻撃を凌いでいるところだった。
彼らが持ち込んだ銃を手にした老人達は、強力な火力でゾンビを撃退し、無事二階建てバスでホームからの脱出に成功する。
しかし途中で二階建てバスが故障、立ち往生してしまう。
一行は近くの川にある船着場へ移動し、水上へと避難しようと考えるがそこにゾンビたちが迫る。。。

ゾンビ化した鉄板頭のミッキーに向けて銃を撃ってもカンカン弾き返すところや、歩行器のおじいちゃんが必死にゾンビから逃げるシーンなど、笑いのセンスは日本人にも分かりやすいです。
人質にされるクライブの空気の読めなさ加減も爆笑ポイントでした。
あとゾンビ化したフーリガンの暴動も面白かった。

このようにコメディとしての質も高いですが、ゾンビ映画ならではのゴア描写も健在。
CGに頼りすぎず、じっくり見せる所は特殊メイクを使って上手く表現していました。
CG全盛の今でもこういう使い分けはとても大切だと思います。

万人にお勧めできるゾンビ映画がまた一本増えました♪

 

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  1. 2013/06/12(水) 20:09:05|
  2. ゾンビ
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「マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生」 アンバー・ハード主演の殺人鬼ホラー

マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生
(原題:ALL THE BOYS LOVE MANDY LANE)
2006年アメリカ映画




先に書いちゃいますけど、これは無い。
1時間半も付き合った客に対する敬意が全く感じられない幕切れに怒りすら覚えました。
アンバー・ハードが出てるという事でちゃんとした作品だと期待しすぎていたかもしれないけど、その分を差し引いてもあり得ない。

高校のアイドル、マンディ・レイン。
誰もが憧れる存在の彼女だったが、身持ちが固く、言い寄る男は皆撃沈。

ある日同級生の自宅で開かれるパーティに誘われたマンディ・レインは、彼女が親友と呼ぶ内向的な男子生徒エメットも一緒なら、という条件付で参加する。
そのパーティでエメットは、マンディを力ずくで自分のものにしようとしている男子生徒をそそのかして事故死させ、それ以来、エメットとマンディ・レインは疎遠になってしまう。

9ヵ月後、友人グループとの旅行に参加する事になったマンディ・レイン。
男女3人ずつの彼らが田舎の別荘へと到着すると、管理人ガースが出迎える。
そこに謎の殺人者が現れ、彼らを一人、また一人と殺していく。。。

犯人はエメットなんだろうな…と思ってたら案の定。
しかもかなり早い段階で明らかにしちゃいます。
早々にネタばらしするということは、きっと最後に大どんでん返しがあるのでは?と期待しますよね。
そこは期待通り、最後に大どんでん返しが用意されています。

何と、エメットとマンディはグル。
最後に生き残った友人の腹部にナイフを突き刺すマンディ。
全員を殺したところでエメットは「約束どおり、一緒に死のう」とを誘います。
しかしそれを拒んだマンディに対して銃を向けるエメット。
その時、ガースがエメットを撃ちますが、急所を外れて逆にガースが撃たれてしまいます。
マンディは負傷したエメットを滅多打ちにして殺害。
負傷したガースを助けたところで終劇。

純情なエメットを自慢の美貌でそそのかし、友人達を殺させた挙句に殺害、罪を被せて完全犯罪の完成。というオチなんでしょうか。
その割には殺しに使ったナイフは指紋べったり付けたままだし、な~んか中途半端。

作品のタッチは前半が普通の青春映画っぽくて、何となく後半とのギャップに期待していたんだけど、期待したほどの変化も無し。
全体的にホラーと言うには大人しく、サスペンスと言うにはドキドキしない。
やっぱり中途半端。

そして最大の問題は、何故マンディ・レインが友人を殺したかったのかが語られないのです。
前半のパーティの事故もその後の物語への影響も無く、どうやら単なる一つのエピソードでしかない模様。
あのシーンは必要だったのだろうか。。。

マンディの殺人に理由が無いのなら「理由はありません!」ってはっきり言ってもらえればそれはそれで怖い。
何も言わずに終わっちゃったのが本当にもったいない。
せっかく作った映画なのにどうしてこんな終わらせ方しちゃったんだろうなあ。

(予告編動画は一番画質が良かったドイツ版ですが、アメリカの映画ですので。)


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  1. 2013/06/12(水) 20:08:10|
  2. スラッシャー(殺人鬼)
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「襲撃者の夜」 ジャック・ケッチャム原作のカニバル殺人一家のお話

 襲撃者の夜
(原題:OFFSPRING)
2009年アメリカ映画




ジャック・ケッチャム原作ですが、私はこの作品とその前編となる小説は読まずにこの映画を見ました。
ネット上にあるレビューは小説を読んだ方が書いたものが大半なので、予備知識無しで見た者の感想を書いてみます。

オープニング、古い新聞記事が映し出され、燈台守が失踪した事件と、その後起こった住民の失踪事件が紹介されていきます。
そして現代。仕事から帰った主婦が自宅に帰ると、赤ん坊の子守を頼んでいたベビーシッターのバラバラ死体を発見。
その遺体には原始人のような姿の野蛮人一家が食らい付いていた。
恐怖におののく主婦に、野蛮人たちは息絶えた我が子を見せ、半狂乱になったところで主婦も殺されてしまう。
この野蛮人たちは失踪した燈台守の子孫で、アメリカとカナダの国境付近の森を移動しながら、人間を捕食しながら暮らしていたのだった。

警官はこの異常な事件の捜査を進めるにあたり、元刑事の老人の協力を依頼し、野蛮人一家を追っていた。

場面は変わり、赤ちゃんと3人で暮らす夫婦の家。
幸せに暮らす一家だったが、ある夜、半裸の女が遠巻きに一家を見ているのを旦那が発見。
女はすぐに姿を消したが、それが凄惨な事件の始まりだとはまだ気付いていない。。。
そんな一家の元へ、DV男と離婚協議中の友人とその息子が遊びに来る。
楽しい休日が始まるはずだったが、そこにDV男から自分もそこへ向かっていると電話が入る。
妻子に近付く事を禁じられている男が来ると知り、警察に電話するがあいにく警官たちは惨殺事件の捜査で出払っていた。

そしてその夜、ついに野蛮人たちが夫婦の家に押し入ってきた。
旦那は生きたまま内臓を引き抜かれその場で絶命。妻は失神。
遊びに来ていた親子は夫婦の赤ちゃんを抱いて窓から脱出。
しかし追い詰められ、息子と赤ちゃんを逃がすために母親は捕らえられてしまった。
そんな修羅場の家にDV男が到着。
襲い掛かってきた野蛮人ファミリーをどうにか振り切り、逃げ出すことに成功する。

捕らえられた二人の主婦は生きたまま野蛮人の住む洞窟へと連れて行かれる。

野蛮人を追っていた警官たちは、野蛮人から逃げてきたDV男を保護する。
しかし裁判所の命令を無視して妻子の元へ向かっている事がバレそうになった男は、夜の森へ逃げ込んで姿をくらました。

消えたDV男が残していった情報により近くに野蛮人達がいると知った警官たちは追跡を再開。
しかしその直後、夜道で襲われ、警官二人が死亡、元刑事だけが助かる。

海岸まで逃げ延びたDV男は、結局野蛮人に捕まり、洞窟へと拉致される。

そして、野蛮人を尾行した少年の協力により元刑事は洞窟へと踏み込む。。。。

現代に原始人のような暮らしを続けながら人を食べている食人一家が居るという設定はショッキングです。
子供を容赦なく殺したり、また子供が無邪気に死体を貪ったりするのも衝撃的。
生きたまま内臓をズルズル引き抜く、頭を横一文字に切断されて脳みそをムシャムシャ食われたりする場面など、ゴアシーンも頑張っています。
しかし作品全体の印象はよくあるB級スプラッターの域を出ていません。

監督はジャック・ケッチャム作品ばかり撮っているアンドリュー・ヴァン・デン・ハウテン。
ケッチャム原作の同監督作品なら、この前に撮った「隣の家の少女」の方が面白かった。…というか胸糞悪いくらい印象に残りました。
「襲撃者の夜」は「隣の家の少女」には無かったゴア描写や流血描写がてんこ盛りなんですが、そこに頼り過ぎたかもしれません。
もっと不快な展開に期待していたのであっさりと終わってしまい拍子抜けでした。

でもB級スプラッター好きなら充分楽しめると思います♪

ちなみに、ちょっと気になったのは、所々映像がピンボケするところ。
同じシーンを予告編で見るとくっきり鮮明なので、DVDの仕様の問題なのでしょうか?



テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/06/12(水) 20:06:45|
  2. スプラッター
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「プリズン」 レニー・ハーリン監督初期の、刑務所で死刑囚の霊が大暴れする快作ホラー映画

 プリズン
(原題:PRISON)
1988年アメリカ映画




この「プリズン」の後に「エルム街の悪夢4ザ・ドリームマスター」を撮り、「ダイハード2」や「クリフハンガー」といったハリウッド超大作へと進出するレニー・ハーリン監督作品です。
主演は「悪魔のいけにえ3」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」「ロード・オブ・ザ・リング」などのヴィゴ・モーテンセン。
クールな囚人キャラが格好いいです。
60年代に閉鎖された刑務所が再開される事になり、当時看守だったシャープが所長となって赴任する。
荒れ放題の刑務所に護送されてきた300人の囚人の中に、バーク(ヴィゴ・モーテンセン)が居た。
収監された囚人たちの手で片付けられた刑務所は、シャープの厳しい管理体制の下、運営が開始される。
しかし、この刑務所では閉鎖される直前、無実の罪を着せられて電気椅子で処刑された囚人がいた。
その霊は壁の奥に埋められた処刑室に封じ込められていたが、封印を破った事で解き放たれ、看守や囚人達を次々と殺していく。。。
この作品、低予算B級映画を多数量産していたエンパイア・ピクチャーズが製作しているんです。
当時の低予算ホラー映画としてはスケール感も大きく、テンポ良く作られているあたりは後のヒットメーカーの力を感じさせます。
お金は掛けなくてもこれだけの物が撮れるという良い見本です。
特殊メイクはエンパイア作品でおなじみ、「死霊のしたたり」「13日の金曜日PART7」のジョン・ビュークラー。
オープニングからいきなり電気椅子の処刑シーンという強烈さ。
肌は焼け焦げ、沸騰した血が吹き出る描写は衝撃的です。
亡霊が見せる殺しのテクニックは、炎の中で苦悶の表情を見せる囚人の丸焼き、鉄パイプの顔面貫通、有刺鉄線のグルグル巻き、胸板に大穴などなど。
特に有刺鉄線を使ったシーンは痛かった。。。
撮り方が上手いからなのか、ジョン・ビュークラー特有のチープさが目立ちませんでした。
全体的によくまとまっているのですが、バークが死んだ死刑囚そっくりな事が判明するものの、ナゼそっくりなのかが解明されないまま終わってしまうのは不完全燃焼でした。
あと、最後に一瞬姿を現す死刑囚の霊をもっと見たかったのと、シャープ所長への復讐が意外とあっさり終わらせちゃっているのが残念。
それともう一つ言わせてもらうと、レニー・ハーリン監督特有の起伏の少ない平坦な演出はこの作品でも健在。
つまらない訳じゃないんだけど何となく盛り上がりに掛ける感じが残るのは、その後撮るハリウッドメジャー作品も同様。
これがこの監督の作風なので、「ダイハード2」や「エルム街の悪夢4」が好きなら全く問題ありませんです。

テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2013/06/05(水) 13:37:07|
  2. オカルト
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