ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「デモンズ」 イタリア産グログロゾンビ

デモンズ (原題:DEMONS)
イタリア1985年度作品



イタリアの往年の名ホラー監督、マリオ・バーバの息子であるランベルト・バーバが監督した作品。
制作はダリオ・アルジェントながらB級っぽさ全開のスプラッターです。
ゾンビと言うよりも、呪いが伝染していくという感じでしょうか。

ホラー映画を上映する閉鎖された映画館の中で、映画と同時進行するように、観客が次々と化け物と化していく。
狭い空間で戦うという設定がキモです。
流される血の量はかなりのもの。
モンスターのメイクも不気味で、顔中に血管を浮き上がらせ、光る目、長いツメと牙がいい味を出しています。

【2013年4月追記】
Blu-rayが発売にされました!
HDリマスターとしてはゴミがやや多いのが気になりましたが、Blu-rayソフトの情報量によって高品質な映像が楽しめます。


   

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  1. 2010/04/27(火) 00:48:53|
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「バタリアン2」 前作に対し小粒ながらも及第点

バタリアン2 (原題:RETURN OF THE LIVING DEAD)
アメリカ1988年度作品




ダン・オバノンの手を離れ、完全にテンションダウンした続編。
 
今回もやはりゾンビが収められたタンクが発端で、軍用車で輸送中に橋の下に落下。
見つけた悪ガキがいたずらしてたらガスが漏れ出して街中ゾンビだらけになってしまいます。
物語の中心は少年とその姉と彼氏。
最後はゾンビを変電所に集めて全員感電させて一件落着。…ってゾンビ映画としてどうなの?
前作では何しても死ななかったのに、電気が弱点だったんだ!?
 
あと、なぜか前作でゾンビ化したはずのジェームズ・カレンとトム・マシューズが墓荒らしとして再登場しますが、特に盛り上がりもなく終了。
ファンサービスかもしれないけど、まあ扱い方が中途半端で何させたかったのかよくわかりませんでした。
 
主人公が子供なのもキッズムービーっぽくて大人が乗り切れない一因。
内容がソフトになってるし、中高生あたりを狙ったお子様ホラーに方向転換したのかなあ。
ユーモアにはキレも毒も無く、作品全体のスケール感も大幅にダウン。
特殊メイクはゴアシーンこそ控えめですが、上半身と下半身が真っ二つになるゾンビとか、マイケル・ジャクソン風ゾンビとか、所々に見所もあったのに活かされていなくて惜しいです。
         
ただサントラはロック系アーティストが名を連ねるホラー映画にしては豪華な内容。
ロバート・パーマー、アンスラックス、ジュリアン・コープ、レザーウルフなど。ラモントが歌ったテーマソング「Flesh to flesh」もなかなか格好いいです。



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  1. 2010/04/27(火) 00:46:22|
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「バタリアン」 ロメロのゾンビへのオマージュ&パロディ

バタリアン (原題:RETURN OF THE LIVING DEAD)
アメリカ1985年度作品




ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の続編として作られた作品。
といってもジョージ・ A・ロメロは参加しておらず、監督・脚本は「エイリアン」の脚本家だったダン・オバノンが「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」への敬意をたっぷり込めて制作したホラーコメディとなっています。

医療研究用の死体などを扱う会社の地下室に保管された古びたタンク。
この中には「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の基となったある事件で捕らえられたゾンビが収められていた。。。

今じゃ「ドーン・オブ・ザ・デッド」以降、走るゾンビが当たり前となりましたが、最初に走らせたのは「バタリアン」だったと思います。
それまではノソノソ歩くのが当たり前だったのが、全力疾走で追いかけてくる姿に大爆笑しましたね。
走る以外にもゾンビの常識を覆したのが、脳を破壊しても死なない事。
バラバ ラにしてもパーツごとで生きる続けるほどの生命力で、もはや人間に勝ち目はありません。
さらには焼却すると天に昇った煙が雨となって地上に降り注ぎ、墓地に埋まった死体を生き返らせてしまうという性質の悪さ。
数あるゾンビものの中でもバタリアンは最強かもしれませんね。

ブラックユーモアのセンスもよく、ゾンビになった自分を悲観して自ら焼却炉に身を投じるシーンは語り草。
あと、隣の葬儀屋のおっさんのキャラもツボです。

日本公開時は、各ゾンビのキャラクターにオバンバ、タールマン、ハーゲンタフといった愛称がつけられていて日本でも話題になりました。
そんな話題性もあり、私の同世代は初めて見に行ったホラー映画がこの「バタリアン」だったという人が多かったです。

 

         

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  1. 2010/04/27(火) 00:42:12|
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「ゾンゲリア」 ゴシック調ゾンビ映画

ゾンゲリア (原題:DEAD & BURIED)
アメリカ1980年度作品




 「ゾンビ」と「サンゲリア」を合わせたようなタイトルからグチョグチョゾンビ映画を想像しますが、実はゴシックホラーのような雰囲気さえ漂う異質なゾンビ映画です。

港町で起こった殺人事件を調査していく保安官。
それを横目に次々と凄惨な殺人が行われていきます。。。

…と書くとゾンビ映画というよりサスペンス映画のようですが、これがなかなかよく出来たお話で非常に完成度が高い作品です。
誰がゾンビなのか分からないスリル、唐突に殺される驚き、スタン・ウィンストンが手がけた凄絶な特殊メイク、そして予想を何度も裏切るラストのどんでん返し・・・。
そう、ゾンビと言ってもジョージ・A・ロメロのように一目見てゾンビだと分かる風貌ではなく、人として普通に暮らしているゾンビなのでたちが悪い。
伝染もしないし、人を食べもしないけど、知能があるから恐いですよね。

ちなみに 殺人方法は残酷です。
生きたままガソリンをかけられて焼かれたり、病院のベッドで身動きできない患者の目に注射器を刺したり、鼻に入れたチューブから硫酸を流し込んで顔を内側から溶かしたり・・・。

ロメロゾンビとは違うけど、恐いホラー映画を見たい方にはお勧めします。



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  1. 2010/04/27(火) 00:36:47|
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「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」 ロメロ監督の新世代ゾンビ

ダイアリー・オブ・ザ・デッド(原題:DIARY OF THE DEAD)
アメリカ2007年度作品


ジョージ・A・ロメロ監督が初心に戻り、インディペンデント作品として発表したゾンビ映画です。
前作「ランド・オブ・ザ・デッド」は大手スタジオの資本が入った事で自分の納得できる作品にならなかった事が理由のようです。
この作品、登場人物の手持ちビデオカメラで撮影されたという設定のPOV映像がロメロ作品としては初の試み。
「ブレアウィッチプロジェクト」「クローバーフィールド」「REC」などで使われたあの撮影手法ですね。
フェイクドキュメンタリー作品としてはご丁寧にしっかり見せすぎかもしれませんが、でも見難さもなく、普通の映画を見るのとあまり変わらない感覚で見れます。(でもそれってPOV作品の良さを損ねているとも言えますが…)
ストーリーはゾンビが蘇り始めた「事の始まり」直後を描いていきます。
山中で卒業制作の映画を撮影していた映画学科の学生達が主人公。
ラジオで死者が蘇っているというニュースを聞き、町へ帰るとそこは地獄絵図。
逃げ回りながらも学生達は持っていたカメラで撮影し、動画共有サイトへUPすることで世界へ惨状を伝えていきます。
今回はインターネットに溢れた情報に対する風刺が裏のテーマだそうです。
う~ん、裏テーマはちょっと分かりにくかったかもしれませんねえ。
インディーズ作品と言うわりにCGまで使った特殊効果などそれなりに楽しめました。
ただ、コレ!という個性が弱いので、あの手この手で攻めてくる昨今のゾンビ映画の中に埋もれてしまいそうな気もします。
多分、コレ!というのがPOVになるはずだったのでしょうが、前述の通り、ちょっと中途半端になってしまったのが悔やまれます。


  

                 

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  1. 2010/04/27(火) 00:28:38|
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「ランド・オブ・ザ・デッド」 ロメロ監督久々のゾンビはメジャー作品

ランド・オブ・ザ・デッド (原題:LAND OF THE DEAD)
アメリカ2005年度作品





ジョージ・A・ロメロ監督が「死霊のえじき」以来、久々に発表したゾンビ映画です。
近未来SFっぽい展開にちょっと面食らいました。。。

生き残った人々は周囲を囲んだ城塞都市の中で、ゾンビに溢れた外と隔絶した生活を送っている。
都市内では富裕層と貧民層に分かれて暮らしており、優雅に暮らす金持ちとスラム街の貧民との間で確執が生じている。
その頃、外の世界では、知恵を持ったゾンビの出現により、道具を使うことを覚えた死者たちが徒党を組み、城塞都市へと歩みを進める。。。

ゾンビ版「マッドマックス2」あるいはゾンビ版「ウォーターワールド」みたいなお話です。
知恵のついたゾンビ軍団は、「死霊のえじき」のバブの延長なのかもしれませんが、これはちょっとやり過ぎだったかもしれません。
また、大手スタジオの資本が入っているからか、明らかにレーティングを意識していて残酷描写は控えめです。

個人的に「ランド・オブ・ザ・デッド」の一番の見所はデニス・ホッパーかな。
また憎ったらしい金持ちのリーダー役を楽しそうに演じてます。
あとダリオ・アルジェントの娘、アーシア・アルジェントが出てるのもちょっと嬉しい。
「ゾンビ」のプロデュースを買って出てくれたダリオ・アルジェントとは、その後「ゾンビ」の続編で再度手を組む予定だったのが、計画自体が流れちゃったんですよね。
その娘と今になって手を組むとはロメロ監督も粋な事するなあ。



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  1. 2010/04/27(火) 00:27:29|
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「ドーン・オブ・ザ・デッド」 名作ゾンビのリメイク

ドーン・オブ・ザ・デッド(原題:DAWN OF THE DEAD)
アメリカ2004年度作品


こちらはジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ」のリメイク。
生存者がショッピングモールに立て籠もってゾンビと戦うという物語の外枠は一緒です。
でも中身はオリジナリティある内容に作り変えられており、オリジナルとはかなり違います。
ただ、オリジナルとは違う面白さが生み出されていて良くできたゾンビ映画だと思います。

そしてこのゾンビ、走ります!全力疾走です!最高に恐いです!
でもここが旧作のファンにとっては評価の分かれるところ。
無表情でフラフラと彷徨う姿のロメ ロゾンビに対し、必死の形相で猛ダッシュするリメイク版のゾンビは、怖さの質が全く別物だからです。

でもエンターテイメント作品としてもよく出来たA級ホラーですので、これは万人にお勧めできる作品だと思いますね。
あと旧作ファンは、ピーター、ロジャー などのカメオ出演をお見逃し無く!

ちなみにDVDのディレクターズカット・プレミアムエディションは、劇場公開時にカッ トされた残酷映像が追加になっています。
見ごたえがUPしているのでお勧めです。
また特典ディスクに入ってる映像特典も、形だけのおまけ映像ではなくしっかりと楽しめるものです。
特に劇中のニュース番組を通して世界がゾンビに制圧されていく様を描いた特典は面白いですよ。

そういえば、この「ドーン・オブ・ザ・デッド」の元となったロメロ監督の「ゾンビ」の事を「ドーン・オブ・ザ・デッド」と呼ぶ人が最近多いですよね。
原題は一緒ですから間違いじゃないんですが、昔っからのロメロファンとしては物凄く違和感を感じます。
日本人にとってロメロ版は「ゾンビ」、リメイク版は「ドーン・オブ・ザ・デッド」でよろしいのではないかと。。。


        

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  1. 2010/04/27(火) 00:14:59|
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「超立体映画ゾンビ3D」 「ナイト・オブ~」の劣化リメイク…というか別物

「超立体映画ゾンビ3D」
(原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD 3D)
アメリカ2006年度作品



これも「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のリメイクで、3D映画として作られたものです。
劇場へ見に行くと、昔ながらの赤青セロファンメガネの3Dでびっくり。
目が疲れるだけで大して立体的にも見えなくてがっかりした記憶があります。

内容はジョージ・A・ロメロ監督のオリジナル版とは全く違います。
世界的なゾンビ化現象ではなく、主人公たちが居る狭い地域だけに起こった問題という事が最後に分かります。
スケール感が小さくて怖さや絶望感が半減。
どうしてこれが「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のリメイクなのか理解できません。
しかもおもしろくない。
特殊効果もお粗末なので、正直、見所を見つけられませんでした。。。ご注意下さい。

これを見るならばトム・サヴィーニがリメイクした1990年版「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」をお勧めします。
16年という製作年度の開きを感じさせないクオリティですよ。


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  1. 2010/04/27(火) 00:11:50|
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「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド死霊創世記」 トム・サビーニのリメイク版

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド死霊創世記 (原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD)
アメリカ1990年度作品



脚本はジョージ・A・ロメロ自身が書き上げています。
淡々としていたオリジナル版をベースに、所々に独自のスパイスを効かせた感じです。
現代の感覚で見られるようにうまくアレンジされているといった印象ですね。

オリジナルと大きく違うのは、泣き喚いていたバーバラが今作ではタフな女性として描かれている事。
やはり兄貴と一緒に墓参りに来てゾンビに襲われ、もみ合った兄貴は石に頭をぶつけて失神(死亡?)。
そしてゾンビから逃げて田舎の一軒家へと逃げ込むまでは一緒。
ここからオリジナル版のバーバラは泣き喚くだけでしたが、リメイク版のバーバラちゃんは逞しいです。
黒人青年ベンと共にしっかりゾンビや自分の運命と向き合います。
そしてラストのオチも大きく変えられています。
オリジナル版で最後に生き残るベンに代わり、このリメイク版ではバーバラが唯一の生き残りとなります。
またオリジナルは「ふうっ、助かった」と安堵したベンを悲劇が襲いますが、バーバラは違います。
命は助かるのですが、救出された後に目にする光景はゾンビをおもちゃのように弄び、ゲーム感覚で撃ち殺す醜い人間達の姿。
人間の愚かさをオチに持ってくる辺り、さすがはトム・サビーニ兄貴。
ロメロ監督作品のリメイクとしては最高な、最悪の結末ですね。
ちなみにあっという間に倒されちゃうバーバラの兄貴ジョニー。
出番は短いのにやたらと印象に残るんですが、演じているのは「悪魔のいけにえ2」のチョップトップなど、ホラー映画に多数出演しているビル・モーズリィ。
「They are coming to get you Barbara」…この意地悪なセリフがぴったりです。
またベン役は「キャンディマン」や「ファイナルデスティネーション」シリーズでホラーファンには馴染みの深いトニー・トッド。
この人も色々なホラー映画に出ていますが、この作品以降徐々にホラーへの出演が目立って来るんですよね。
参加している特殊メイクアーティストは名前を見る限り知っている人は見当たりませんが、天下のトム・サビーニ監督作品ですから抜かりはありません。
体が真っ二つにされたりといったゴアシーンもばっちりあります。
ゾンビの数は多くありませんが、ゾンビ発生直後を描いた作品ですからこれは仕方ないですね。
人間の愚かさをしっかりと描き、ロメロ監督の流れを汲んだ正統なリメイク作品と言えます。
近年は色々な趣向凝らした様々なゾンビ映画がありますが、この直球ゾンビ映画はそんな中でも一際輝いています。



                

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  1. 2010/04/27(火) 00:11:49|
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「死霊のえじき」 ゾンビ3部作の完結編

死霊のえじき (原題:DAY OF THE DEAD)
アメリカ1985年度作品




ジョージ・A・ロメロ監督が手がけた名作「ゾンビ」の続編。
地上は完全にゾンビに支配され、最早人間が暮らせる場所は残っていなかった。
解決策を研究している科学者グループと、彼らを護衛する軍人たちは地下の軍事施設に隠れ住んでいた。
しかし、標本のゾンビを切り刻むばかりで一向に成果が上がらない科学者達に苛立ちを隠せない軍人たち。
そんなある日、憔悴した科学者のミスで軍人がゾンビのえじきになってしまった。
それを機に両グループの均衡が崩れ、科学者、軍人、ゾンビ三つ巴の戦いへとなだれ込んでいく。。。
前作では死体が蘇り始めた直後の混乱した世界を描いていました。
でも「死霊のえじき」ではゾンビが人間をほぼ滅ぼし、地上は廃墟と化しています。
最後の砦となっていた地下基地での生活も、愚かな人間同士の争いから終わりの時を迎え、破滅への道を辿っていく事になります。
今回のポイントは科学者のリーダー格、ローガン博士がバブという名前を付けて飼っているゾンビ。
なんと人を食料と思わず、人間の言葉を理解する事ができるスーパーゾンビなのです!
果たしてバブ君は人類とゾンビの架け橋になるのでしょうか!?
今回も特殊メイクは「ゾンビ」同様トム・サビーニ。
内臓は垂れ下がり、首は引き千切られ、胴体も真っ二つ…。
サビーニ先生が乗りに乗ってる時期の仕事なのでゴア描写は凄まじい限り。
また後にKNBエフェクツを立ち上げ、今や泣く子も黙る売れっ子特殊メイクアーティストになったグレゴリー・ニコテロが特殊メイク兼俳優として参加しています。
兵隊役なんですが、殺された挙句に生首だけのゾンビにされ、ローガン博士の研究材料になってしまいます。
これはホラー映画ファンなら見逃せないポイントですね。
いや~それにしても、人間ってどうしてこんなに愚かなんでしょうねぇ。
ゾンビよりも人間の方が遥かにおぞましいです。
人間の醜さに涙して下さい。



 


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  1. 2010/04/27(火) 00:08:14|
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「ゾンビ」最も有名で成功したゾンビ映画

ゾンビ (原題:DAWN OF THE DEAD)
アメリカ1978年度作品



ホラー映画の金字塔、不朽の名作です。
死体が蘇って歩き出し、生きた人を食べる。
食べられた人もゾンビとなって蘇り、倒すには脳を破壊しなければならない…という定説を世間に知らしめたのがこの作品でもあります。
SWAT隊員のロジャーは、他の隊員らと共にプエルトリカン・ギャングのアパートを取り囲んでいた。
銃撃戦の末にアパート内へと突入すると、そこは生き返った死者が人間を食らう地獄絵図が展開されていた。
原因は明らかになっていないが、何らかの原因により死者が甦り、人間を襲い始めたのだった。
アパートの惨状を目の当たりにした隊員の中には、発狂して銃を乱射する者、自殺する者などが現れた。
混乱する社会での生活に見切りを付けたロジャーは、現場で知り合ったSWAT隊員のピーターに仲間のヘリで一緒に逃げようと誘う。
テレビ局で働くフラン、その恋人のヘリコプターパイロット、スティーブン、合計4名でヘリに乗り、ゾンビのいない土地を目指して出発した。
給油のために立ち寄った飛行場でゾンビに襲われるなどしながらも、4人は郊外のショッピングモールへと辿り着く。
そこは生活に必要なものが全て揃っていた。
当面の間、安全に暮らせる環境を作る為、4人はモール内のゾンビを全て倒し、入り口を大型トラックで塞ぐという計画を立てる。
計画は予定通り進んだが、途中ゾンビの襲撃に合ったロジャーが冷静さを失い、油断した隙にゾンビに噛まれてしまう。
それでも仕事をやり終えた一行は、ショッピングモールの中に4人だけの安息を見つける。
しかしロジャーの症状は徐々に悪化して体が弱っていった。
またフランは妊娠していたが、間もなく父親となるスティーブンとの間には不協和音が生じていた。
ピーターは一人、ボールに怒りをぶつけるようにテニスに打ち込み、感じているストレスを発散していた。
たくさんの商品に囲まれた幸せな生活となるはずだったが、物は彼らの心を満たすことは出来なかった。
当初テレビでは学者が終わりの見えない議論をしていたが、いつしか放送も終わってしまう。
そしてついに息絶えたロジャーはゾンビとして甦った。
その頭部へ銃弾を撃ち込むピーター。
ちょうどその頃、ショッピングモールの商品を奪おうとバイカーたちが徒党を組んで襲撃してきた。
略奪者に対して銃で応戦するピーターとスティーブン。
しかしショッピングモールの扉はバイカーたちに開かれ、ゾンビたちもなだれ込んできた。
こうして三つ巴の戦いが始まる。。。
今見ても充分良くできた特殊メイクはトム・サビーニの手によるもの。
生きた人間がゾンビに引き千切られたり、ナタが頭にサクッと刺さるシーン、ヘリコプターのローターで頭が切断されたりといった直接描写がすごい。
また銃弾で頭部が木っ端微塵に吹き飛ぶなど、特殊メイクの見所は数え切れません。
そんな残酷描写ばかりが話題になりますが、「ゾンビ」には大きなテーマが隠されています。
世界が終末へ向けて進んでいる最中だというのに、立て籠もったショッピングモールの商品を手にはしゃぐ人間達。
そして人類滅亡の危機だというのに、物欲に駆られた人間同士が殺しあう愚かな姿は滑稽ですらあります。
これは物へ過剰な執着を持つ物質社会を皮肉ったものだと言われています。
こうして最終的には人間同士の争いによって、自ら破滅していくのです。
製作のための資金協力を買って出たのが「サスペリア」で一山当てたばかりのダリオ・アルジェント。
アルジェントはその見返りにイタリア版の編集、配給の権利をもらい、独自のアレンジを加えたイタリア版「ゾンビ」を製作しました。
このイタリア版は現在ではダリオ・アルジェントバージョンと呼ばれ、ロメロ監督の北米公開版とは別物として扱われています。
(他にディレクターズカット版という仕様もありますが、これは粗編集バージョンであり、余分なシーンが長く、物語のテンポが崩れています。監督も未完成バージョンであると公言しています。)
音楽はアルジェント作品をはじめイタリアンホラー映画で御馴染み、プログレロックバンド「ゴブリン」が担当。
北米公開版では一部が独自に製作した曲に差し替えられています。
隔絶された田舎のショッピングモールの描写のみで、文明が崩壊していく様を大きなスケールで見せるジョージ・A・ロメロ監督の手腕は見事です。
個人的に間違いなくホラー史上No.1の名作です。
ホラーファンじゃなくとも未見の方は是非!
ちなみに原題の「DAWN OF THE DEAD」は「死者の夜明け」。
何かの雑誌の受け売りですが、前作「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド(生ける死者の夜)」で夜の闇に紛れていたゾンビが、「DAWN OF THE DEAD」では夜明けの町を闊歩し、3作目「死霊のえじき~DAY OF THE DEAD(死者の日)」では昼の太陽の下を大手を振って歩くというタイトル。
ゾッとしますね。。。


【HDリマスター版Blu-ray】
   

【HDリマスター版DVD】
  

【旧仕様DVD】
  

【サントラCD】
 

                 

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  1. 2010/04/27(火) 00:04:32|
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「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」元祖ゾンビ映画

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド (原題:NIGHT OF THE LIVING DEAD)
アメリカ1968年度作品

ジョージ・A・ロメロ監督デビュー作であり、またゾンビ3部作の記念すべき1作目でもあります。
ニューヨーク近代美術館に永久保存されているという歴史的名作です。
墓参りに来たジョニーとバーバラの兄妹が墓地を歩いていると、フラフラと歩く男がバーバラに襲い掛かってきた。
ジョニーはバーバラから男を引き離すが、もみ合ううちに転倒して頭を打ち、気を失ってしまう。
バーバラは再び襲い掛かろうとする男から必死で逃げ、郊外の一軒家に辿り着く。
暫くするとそこへ黒人青年ベンが駆け込んでくる。
二人はテレビで、死者が甦って人間を食い始めた事と、彼らに噛まれた者もまたゾンビとなって人を襲うと言う事実を知る。
恐怖で放心状態のバーバラをよそに、ベンは家の窓を塞ぎ、ゾンビの侵入に備えた。
また、無人かと思われた民家だったが、地下室から数名の生存者達が現れた。
若いカップルと、中年夫婦とその娘が隠れていたのだった。
しかし地下に籠った方が安全だという中年男性ハリーに対し、ベンは万が一の逃げ場がある1階に留まった方が良いと主張。
二人の意見は真っ向からぶつかり、ハリー夫婦一家は地下へ潜り、1階にはベン、バーバラ、カップルが残った。
しかし地下に横たわるハリーたちの娘は、既にゾンビに噛まれ負傷していた。。。

ジョージ・A・ロメロ監督はこれがデビュー作とはいえ、それまでCMや企業プロモーション映像などを手掛けてきただけあって素人っぽさは微塵も無く、手堅い演出を見せます。
自主制作のような低予算作品ですので派手な特殊効果はありませんが、それでも食い荒らされた遺体や、内臓を頬張るゾンビなど、後の大作ゾンビ映画へと繋がる印象的なシーンが多数見られます。
映像はモノクロですが、だからこそ暗闇の中からユラユラ現れるゾンビは本当に不気味。
またこのモノクロ撮影がドキュメンタリー風の臨場感を生み出しており、モノクロをハンデにはせず上手く利用しているのが素晴らしい。

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」も後のロメロ作品と同じく、内部の人間同士のいざこざが最悪の結末へと向かわせます。
そしてラストの後味の悪さはかなりのもの。
「えーーーーーーーっっっっっ!!!!!」というオチです。
詳しくは見てみて下さいね。

  

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  1. 2010/04/27(火) 00:01:20|
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かひ

Author:かひ
映画大好きです。今まで映画にどれだけお小遣いを注ぎ込んだか…。でも最近はamazonマーケットプレイスで激安中古DVDを買い漁って楽しむのがマイブームです♪価格1円+送料340円なんていう素敵な値段で買えるDVDがたくさんあるんですよ~。

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