ホラー映画友の会

ホラーファン歴30年、今まで見てきたホラー映画を紹介します。

「IT(1990年版)」Blu-rayについて



先日アップしたブログで、”1990年製作の「IT」はラストが残念だったので、今年公開のリメイク版に期待”と書きました。
その時、以前から買おう買おうと思っていたBlu-ray版「IT」をまだ買っていないことを思い出しました。
リメイク版も公開されるし、予習がてら見直しておくつもりで漸くBlu-rayを購入、早速見てみました。

Blu-rayとはいえ、25年以上前のテレビ映画を真剣に高画質化しているとは思っていなかったのですが、見てみたら十分きれい。
お世辞にも高画質とは言えなかったDVD版は、3時間を一枚のディスクに収めていたため圧縮率が高めだったのでしょうね。
比較すると想像以上にきれいな映像になっていたので、このBlu-ray版にはかなり満足です。
ちなみに、DVD版と同じく画面の左右に黒い帯が入ってしまうのは、当時のテレビに合わせているので仕方ないですね。

ここからが本題。今回Blu-ray版を見て大発見がありました。。。
高画質で見ると、ラストシーンがそんなに酷くないことに気付いちゃったんです!
「ザ・フライ」のブランドル蠅の影響を感じるITの姿は、原寸のモデルとストップモーションアニメで描かれています。
画質イマイチのDVD版で見ると、このストップモーションアニメがとにかくショボく見えて残念だったんですが、Blu-ray版では動きがスムーズに感じられ、また画質向上によってディティールもはっきり見えます。
とはいえストップモーションアニメなのでそれなりにカクカクはしてますが、十分に見れるクオリティではあると評価できました。

そんな訳で、前言撤回します。。。

1990年版「IT」のラストはそんなに悪くない!!
(連続殺人ピエロの正体とか、素手で倒されちゃう弱さとか、突っ込みどころは依然として残りますが…)

DVDで見て”ラスト以外は最高”と思っている「IT」ファンの方、Blu-ray版にチャレンジしてみる価値はあるかも!



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  1. 2017/04/12(水) 19:47:31|
  2. スラッシャー(殺人鬼)
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スティーブン・キング原作「IT」のリメイク版トレイラー公開

スティーブン・キング原作、ホラー版「スタンド・バイ・ミー」と呼ばれる名作「IT」のリメイク版トレイラーが公開されましたね。



前回は90年代にテレビシリーズとして映像化されましたが、連続モノならではの尺の長さを利用して、とても見ごたえのある作品でした。
ただ、その長さが災いして冗長と感じさせる面もあり、劇場版として製作されたこのリメイク版の仕上がりは非常に気になりますね。
また、予想外な展開を見せるラストシーンは、テレビ版ではその衝撃よりも予算の関係かあまりにチープな「それ」の姿に愕然。
最後の最後までは本当に面白かったのに、終わり間際の見せ場となるシーンで評価を一気に下げてしまいました。
スティーブン・キングの小説にありがちな、それまでの流れを全てひっくり返すような展開なので、そこがちゃんと作り込んでくれないからなおさら受け入れづらくなってしまったんですね。多分。
そんな賛否両論だったラストのまとめ方にも期待が高まります。
あと、心配していた恐怖の権化として描かれるピエロですが、今回の予告編でチラッと映る姿を見る限りなかなか良さげ。
テレビ版「IT」がトラウマ級の恐怖を生み出したのは、間違いなくティム・カリーが演じたそのキャラクターのおかげです。
リメイク版でもそれに匹敵するキャラクターを作り上げて欲しいですね。

アメリカでは今年の9月公開らしいですが、今から日本で公開されるのが楽しみです。

1990年製作のテレビ版「IT」のレビューはこちら↓↓↓
「イット」 スティーブン・キングの長編小説をTVドラマ化


  


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  1. 2017/03/30(木) 19:34:59|
  2. ホラー
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「モーガン・ブラザーズ」 殺した人間で肥料を作る兄弟

「モーガン・ブラザーズ」
(原題:100 BLOODY ACRES)
2012年オーストラリア映画




オーストラリアの片田舎で肥料を製造している兄リンゼイと弟レジのモーガン兄弟。
生物に含まれるカリウムが野菜の育成を促進することを発見した二人は、車に轢かれた動物の死骸や、事故死した人間の死体を拾ってきては粉砕して肥料に混ぜていた。
その日もレジは商品配達の途中、単独事故で死んでいたドライバーを発見してトラックに積み込んだ。
さらにその先で、ロックフェスへ向かう途中、車のトラブルで立ち往生していた若者に遭遇。
会場まで送り届けると騙してトラックに乗せ、兄の待つ肥料工場へと向かう。。。

人の髪でカツラを作っていた「悪魔のかつら屋」、人肉でチリソースを作っていた「悪魔のいけにえ2」などと同じ王道パターンのホラーです。
ところが、この作品はドタバタコメディに重きを置いた作りのため、怖さとは無縁。
また捉えられた若者たちが、麻薬でラリってるアホな男、彼女の浮気を疑う嫉妬深い男、その二人を二股にかけてる女なので、あまり彼らの身を案ずることができません。
物語は殺人兄弟の弟レジ視点で進むため、当初から若者たちへの感情移入を狙った訳ではなさそうです。
怖さやドキドキ感はありませんが、生きた人間を裁断機に入れて細切れにするなど、残酷描写でホラーファンを楽しませてくれます。
でもやっぱり見所はブラックなお笑い要素。
殺人者に監禁されているのに終始ハイで楽しそうなジャンキーくん、彼はリンゼイに手を切断されてしまうのですが、切られた手を犬が咥えて走って行ってしまうシーンは爆笑しましたw
あと、最後に明らかになるリンゼイと老婆の秘め事には絶句!

スタッフに見覚えのある名前はありませんでしたが、ホラー映画の祭典シッチェス・カタロニア映画祭で賞を取っているそうです。
出演者では、リンゼイを演じているアンガス・サンプソンが「インシディアス3」や「マッドマックス怒りのデスロード」でマックスが輸血バックにされるシーンに出てました。
レジ役のデーモン・ヘリマンは「J.エドガー」や「ローンレンジャー」に出演していたようです。

それにしても、相変わらずオーストラリア製ホラーはパワフルですね。
最近のアメリカンホラーは低予算作品ですら大人しくまとまっちゃっている作品が多い中、荒々しさが健在のB級オージーホラーは心地良いです。


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  1. 2017/03/01(水) 19:45:01|
  2. スラッシャー(殺人鬼)
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「ドーン・オブ・ザ・デッド」のBlu-ray版は出ないの?

言わずと知れたジョージ・A・ロメロ監督の名作、「ゾンビ」のリメイクです。
全力疾走するゾンビへの賛否はありますが、「ウォーキング・デッド」などと共に、近年の日本でゾンビの知名度を一気に引き上げるのに一役買った作品であることは間違いありません。
特に若い方々はベストゾンビ映画に「ドーン・オブ・ザ・デッド」を挙げる人が多いですね。

以前書いたレビューはこちら↓
「ドーン・オブ・ザ・デッド」 名作ゾンビのリメイク
http://horrormovies.blog.fc2.com/blog-entry-36.html


このように人気も知名度も高いゾンビ映画なのに、なぜか日本ではBlu-ray版が未発売。
そろそろDVDの画質では物足りなくなってきたので、いい加減に日本語版Blu-rayを発売して欲しいですね。
DVDの時のような変なパッケージじゃなく、ゾンビ映画らしいデザインで発売したら確実に売れると思うんですが。

↓国内版DVD


↓海外版Blu-ray

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  1. 2017/02/13(月) 19:37:40|
  2. ゾンビ
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「ゾンビ―ワールドへようこそ」 童貞ボーイスカウト VS ゾンビ!

「ゾンビ―ワールドへようこそ」
(原題:SCOUTS GUIDE TO THE ZOMBIE APOCALYPSE)
2015年アメリカ映画




ボーイスカウトの高校生たちが主人公のゾンビアポカリプスを舞台にしたコメディ。
インディーズに毛の生えた低予算ゾンビ映画だと思って見始めたら、いきなりユニバーサルのロゴが登場してびっくり。
大作と呼べるような作品ではありませんが、B級ゾンビ映画としてはそこそこお金も掛かっていそうなので安心して見れます。
監督と脚本は、「パラノーマル・アクティビティ」の2作目~4作目に脚本で参加し、5作目「パラノーマル・アクティビティ/呪いの印」でも監督と脚本を担当したクリストファー・ランドン。

ボーイスカウト活動を行うもてない童貞3人組が、ウイルスの蔓延によりゾンビで溢れ返った世界でサバイバルを展開します。
自分たちがもてないのはボーイスカウトなんかやってるからでは?と疑問に感じている少年たちが、持ち前の知識と技術でゾンビアポカリプスな世界を生き抜くというアイデアが面白かったです。
特殊メイクにも抜かりはなく、ゾンビのデザインや噛み千切られる肉など、それなりに作り込んでありました。

笑いのセンスは日本人にも分かりやすいネタが多いので万人に楽しめると思います。
ブリトニー・スピアーズのOops!... I Did It Againでゾンビと踊るシーンとかすげーツボでした(笑)
また、童貞高校生が主役なので、自分の10代の頃を思い出すような青臭い下ネタが満載なのも楽しい。
中でもめちゃくちゃ吹いたのが、二回の窓から落ちそうになった主人公が咄嗟に掴んだのがゾンビのチ〇コで、それがびろーんと伸びて千切れてしまうシーン(爆)
お下劣だけど、どこか可愛げのあるアホな童貞高校生たちなので、嫌悪感なく生暖かい目で見れました(笑)

ラストは、街の惨状も知らずに郊外の廃墟でパーティに興じる嫌味な同級生たちを救出するべく、ゾンビの中へ突撃する3人。
無人のホームセンターで作ったお手製の武器を携え、ゾンビに戦いを挑む童貞くんたちは格好良かったです♪

ちなみに主人公には、ヒロイン(?)よりもストリッパーのお姉ちゃんと幸せになって欲しかった…というのが唯一の不満かな。

ゾンビコメディの中でも、「悪魔の毒々パーティ」とか「ゾンビヘッズ」あたりが好きな方には刺さるんじゃないでしょうか。
日頃から無名B級ゾンビ映画を追いかけてて「良かった♪」と思えた一本ですね。
痛い目を見る事の方が圧倒的に多いのに、たま~にこういう拾い物があるからB級ゾンビはやめられないんですよね~。



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  1. 2017/02/03(金) 18:59:01|
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「ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ」 マッドマックス風味の豪州製ゾンビ映画

「ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ」
(原題:WYRMWOOD : ROAD OF THE DEAD)
2014年オーストラリア映画




「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のヒットにあやかった胡散臭さプンプンの邦題が怪しさ満点のゾンビ映画。

地球に大量の流星が降り注いだことにより、血液型がRH-の人々を除く全ての人間がゾンビ化してしまう。
ゾンビの襲撃から家族を守ろうと郊外へと逃げ出したバリー(RH-)だったが、車で移動中、妻子がゾンビになってしまう。
悲しみの中で家族を撃ち殺したバリーは、森の中で暮らす妹ブルック(RH-)を助けるため、途中で出会ったアボリジニの男(RH-)と共に先を急ぐ。
その頃ブルックは武装した男たちに拉致され、研究所のような室内で拘束、科学者風の男からゾンビの血液を繰り返し注射していた。
男たちは、血液型がRH-のブルックにゾンビの血を混ぜる事で、ゾンビウイルスの血清を作ろうとしていたのだった。
しかしゾンビの血液を体内に取り込んだ彼女の体には異変が起きていた。
ゾンビの行動をコントロールできるようになっている事に気付いたブルックは、研究室に繋がれたゾンビを操って科学者を倒し、拘束具を取り外す。
そしてドアを開けると、研究所と思われたその場所は走行中のトラックのコンテナの中だった。
ちょうどそこへ兄バリーたちが乗った車が現れ、トラックの荷台から飛び移って脱出に成功する。
しかし、武装した男たちが、RH-の血液を持った彼らの追跡を開始する。。。

低予算なのは目に見えて分かりますが、お金が無いなりに丁寧に作ったのが分かるため、気持ち良く見れる作品でした。
良く出来た低予算作品に共通する、低予算をアイデアでカバーする手法が効いています。
人体損壊のようなゴア描写は控え目であるものの、目立つゾンビにはそれなりに特殊メイクが施されていて、この規模の映画としては及第点だと思います。
銃撃によって飛び散る肉片や血飛沫などはCG丸出しですが、それを見せ場としている訳ではないためあまり気にはなりませんでした。
惜しむらくは、チープさを強調しすぎる安易な邦題かなあ。

ちなみに、「マッドマックス」っぽいかと言われると、個人的にはう~ん…という感想です。
【プロテクター付きの衣装】【装甲付きの車】といったマッドマックス的なアイテムは抑えているのですが、何かが違う。
舞台が緑豊かな森の中というのが「マッドマックスっぽくない」と思わせてしまう原因のような気がします。
マッドマックスといったらやはり殺伐とした荒野や砂漠のイメージですからねえ。
せっかく同じオーストラリアで撮るんだったら、似たような景色を使えばよかったのになあ。
原題の「ROAD OF THE DEAD」も、「マッドマックス2」の英題「ROAD WARRIOR」にかけてるようですし、気持ちは伝わるんですけどね。

ただゾンビ映画としては、血液型やゾンビを意のままに操れるといった仕掛けの他にも、独自の解釈が色々と盛り込まれてて面白かったです。
まず隕石の影響で地球上の燃料が全てただの水のようになってしまうのですが、その代わり、ゾンビの血や吐息が燃料になる事が発覚します。
そのため、主人公の足となるトラックの荷台には、いつも燃料用のゾンビが積まれています。
またこの映画のゾンビは、昼間は口から燃料となる息を放出しているため動きがノロノロなのですが、夜になると燃料の放出が止まって機敏に動けるようになります。
おかげで日が暮れた途端に車が停止してしまい、ゾンビに囲まれた車内で夜を明かす羽目になってしまいます。
こういった仕掛けが用意されているので退屈はしないのですが、これら全ての要素を存分に活用するには、100分弱の上映時間の中ではちょっと厳しかったかな。

続編が企画されているようなので、この設定をもっと活かした新しい展開に期待しちゃいますね。
個人的には、豪風ミシェル・ロドリゲスなブルックちゃんのアクションシーンを増やして欲しいです!



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  1. 2017/01/17(火) 20:16:18|
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「ウォーキング・デッド」のルシール


物語の行方が気になる「ウォーキング・デッド」シーズン7ですが、2月までお休み期間に入ってしまいました。
並行してシーズン1から見返していましたが、そちらもシーズン6中盤まで来てしまったので、放送再開までしばらく寂しい日々が続きそうです。
最近は「ウォーキング・デッド」しか見ていなかったので、これからは見ずに溜まっているホラー映画を片付けていこうと思います。

このように相変わらず「ウォーキング・デッド」にどっぷりなのですが、勢いでこんなものを買ってしまいました。

lucille1.jpg


ルシール!!!

12月に発売されると聞き、1か月以上前に米amazonへ予約していました。
素材はプラスチックですがバット部分はずっしり重く、有刺鉄線部分はプニプニの素材なので怪我をすることはありません。
でも殴ったら確実に怪我する重さなので振り回すのはやめた方が良さそうです。

米amazonの表記価格は35ドルだったのですが、円高がガンガン進んだうえに、amazonが国外発送してくれない商品だったため転送サービスの手数料が加わり、総額9000円オーバーでした(汗)
「またこんなもん買って!」と嫁にネチネチ言われ、子供からは「これ買ってどうしたいの?」と呆れられましたが、たまたま届いたのが12月24日だったので「自分へのクリスマスプレゼントだ!」と押し切りました(笑)

lucille2.jpg

「ウォーキング・デッド」ファンのみなさまもおひとついかがでしょうか?
これがあれば今日からあなたもニーガン!

【追記】日本のamazonにも商品ページはありますが、本日時点では在庫切れになっています。
↓↓↓↓↓

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  1. 2016/12/27(火) 14:00:35|
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「ウォーキング・デッド」に思う事

以前も「ウォーキング・デッド」にはまってるというエントリーをアップしました。
ここにきてさらに「ウォーキング・デッド」熱が高まっててヤバイです。
シーズン1がDVDで発売された直後から見ていますが、実は”終着駅”の序盤でちょっと冷めつつあったんです。
で、シーズン5の中盤に差し掛かるあたりからは暫く寝かせてから見始めたのですが、それからは衝撃的な展開が続いたため一気にシーズン5を見終わりました。
シーズン6もDVDの発売を待って見始めましたが、後半が我慢できずにFire TV Stickを購入して一気に見ました。
しかし、大変なことが起こっているのにその全貌を見せなかったシーズン6のラストシーンが気になり、結局Huluの会員になって現在はシーズン7にどっぷりはまっています。

それにしても、本当に「ウォーキング・デッド」はすごいですね。
最初はゾンビアポカリプスな世界を舞台にしたソープオペラ程度に考えていたのですが、いやいや、これはそんな軽いものではなく、それまでのゾンビ映画の概念や常識を完全に覆してしまうほどの大きな影響力を持った作品です。
ただ単にゾンビ映画の歴史をぶっ壊したわけではありません。
「ウォーキング・デッド」の立役者、特殊メイクアーティスト兼プロデューサーのグレッグ・ニコテロは、あのトム・サビーニの補佐として、ジョージ・A・ロメロ監督の「死霊のえじき」にも関わったお方です。(しかも生首ゾンビにされる兵士で出演もしてましたね)
そういう意味では次世代のゾンビ映画の正統な後継者ですね。
その彼が、ロメロやサビーニが独立系プロダクションで細々と築いてきたゾンビ映画の完成形を、伝統を守りつつバラバラにして、再構築した結果生まれたのが「ウォーキング・デッド」ではないでしょうか。
日陰の存在だったゾンビを、茶の間のテレビに毎週映し出したというニコテロさんの功績はもっと評価されてもいいですよね。

そんなニコテロさんですが、「ウォーキング・デッド」のいくつかのエピソードを監督しています。
最近気付いたのですが、ニコちゃんが監督する回は色々な形で激しい展開になることが多いということ。
大量のゾンビが出てきたり、グロシーンが見せ場だったり、残酷な展開が用意されていたり、重要な人物が死んでしまったり…。
シーズン6の第9話とか、ニコテロ監督の気合をめちゃくちゃ感じました!

ただ最近、ゾン…じゃなくてウォーカーの殺し方が雑になってますね。
脳を破壊しないと倒せないっていうルールだったのが、いつしかクビにナイフを刺すだけで倒せちゃってますね。
絶対に脳まで届いてないな…っていうシーンが多いのが気になります。
刑務所でヘルメット被った武装警官ウォーカーを倒す時、顎の下から脳を突き刺したあたりから首狙いが増えてきたような。
そういう基本的な所はしっかり抑えてほしいですね~。

【注意】
以下、シーズン7・第一話のネタバレがあります!!
内容を知りたくない場合、スマホの方は下にスクロール禁止、PCの方は「続きを読む」をクリック禁止です。




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  1. 2016/11/07(月) 00:38:35|
  2. ゾンビ
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「10 クローバーフィールド・レーン」 タイトルに惑わされずに見ましょう(汗)

「10 クローバーフィールド・レーン」
(原題:10 CLOVERFIELD LANE)
2016年アメリカ映画


最初に。これから見ようと思ってる方、これは何も情報を入れずに見た方が良い作品です。
日本の公式サイトはもちろん、出来ることならDVDのパッケージすら見ない方が良いです(さすがにそれは無理か…)。
という訳で、未見の方はこんなレビューブログはさっさと閉じてお戻りください。
ひとつだけ言わせて頂くと、タイトルから受けるイメージも一旦脳内から消去してから見始める事をお勧めします。。。



「クローバーフィールド/HAKAISHA」のプロデューサーであるJ・J・エイブラムス製作のサスペンススリラー。
「クローバーフィールド」の監督であるマット・リーブスもエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねています。
このスタッフにこのタイトルから、誰もが「クローバーフィールド」の続編ないし関連作品だと思いますよね。
ところが、物語の繋がりはないし、「クローバーフィールド」の巨大怪獣も出てきません。
何でこんなタイトルを付けたのか訳が分かりません。

恋人と暮らす部屋から荷物をまとめて飛び出し、車で夜の田舎道を走るミシェル。
すると突然、大きな衝撃と共に車は道路から飛び出して横転。気を失ってしまいます。
目覚めると、そこは狭い地下室。
その地下室はハワードという男が農場の地下に作ったシェルターで、エメットという若者と共に生活しています。
彼ら曰く、ミシェルが恋人の事を考えながら車を走らせている間にアメリカが何者かに攻撃され、都市部は壊滅状態とのこと。
そして、シェルターの外は空気が汚染され、数年間は外に出る事ができないと聞かされます。
男たちの言う事が信じられないミシェルは、ハワードのカギを奪って外へ逃げ出そうとする。
ドアの前に立つと、その窓から顔を負傷した女が覗き込み、助けて欲しいと叫んでいた。
外で何かが起きている事を悟り、ドアは開けずに地下へと連れ戻されたミシェル。そして二人の男との共同生活が始まる。
しかし、ハワードの隠された顔(誘拐殺人犯!)が少しずつ明らかになり、地下室は不穏な空気で満たされてゆきます。
いよいよハワードがヤバイ男だと気付いたミシェルとエメットは、シャワールームのビニールカーテンを材料に防護服を自作し、外へ助けを求めに行こうと画策。
しかし、二人がコソコソしているのに激怒したハワードはエメットを射殺してしまいます。
ミシェルは、被害者の遺体を処理する為にハワードが隠し持っていた酸をぶちまけ、傷を負わせたハワードがひるんだ隙に、お手製防護服を身に着けてシェルターの外へと飛び出すのですが。。。

このように、物語の大半は外部と隔絶されたシェルター内で繰り広げられる密室劇なのです。

「え?これでハッピーエンド?怪獣は???」とこちらが動揺していると、まるで生存者を探しているかのように飛行する物体が登場。
そのとき、地下室の中で大爆発が起こり、地上に巨大な火柱が上がります。
それに気付いた飛行物体が近づいてくると、それは長い触手をユラユラさせた巨大な宇宙船。
船体から放出され農場の捜索にやってきた宇宙生物に見つかってしまったミシェルは、ハワードのトラックに乗り込みます。
ところが巨大宇宙船の触手に車ごと捕まってしまいます。
宇宙船の下部にある巨大な口に吸いこまれそうになったとき、トラックの中にあったウイスキーボトルで作った火炎瓶を口の中に投げ込み、宇宙船は内部から大爆発。
地上に叩き付けられるも助かったミシェルは、車のラジオで案内されている避難所ではなく、エイリアンとの戦いが繰り広げられているヒューストンへとステアリングを切った。。。

このように、今回人類を恐怖に陥れていたのは宇宙船型エイリアン。
「ナビゲイター」「ニューヨーク東8番街の奇跡」のような生きてるUFOというより、機械のアーマーを身に着けた宇宙生物という感じでしょうか。
「クローバーフィールド」の巨大怪獣とは見た目も大きく異なっており、とても仲間とは思えません。
また、「クローバーフィールド」の売りでもあった手持ちビデオカメラによるPOV撮影も採用されていません。
登場人物やストーリーにも繋がりはなく、タイトルに”クローバーフィールド”を入れる意味が理解できないんですよねえ。
ちなみに、”10 クローバーフィールド”とは、地下室のあった農場の住所であることが最後に明かされます。
前作(という言い方が適切かどうか分かりませんが)のタイトルは、J・J・エイブラムスの会社のある場所の地名から取った、みたいな事を言っていたと思います。
だからあまりタイトルに深い意味は無いのかもしれませんね。

ミシェル役は「遊星からの物体X ファースト・コンタクト」「スコット・ピルグリム VS 邪悪な元カレ軍団」「ダイ・ハード4.0」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンばりに換気ダクトの中を這いずり回ったりもしてました(笑)
ハワード役はヤバダバドゥのジョン・グッドマン。「狼の死刑宣告」ではクズの武器売人を、「アルゴ」では味のある特殊メイクアーティストを、「モンスターズ・インク」では憎めないキャラを活かしてサリーを演じるなど、演技の幅の広さにはびっくりします。
そんなジョン・グッドマンに殺されてしまうかわいそうなエメットを演じるのはジョン・ギャラガー・Jr。
声だけの出演ですが、ミシェルのスマホに電話してくる元カレ役は「アメリカン・スナイパー」「ハング・オーバー」のブラッドリー・クーパー。
登場人物は少ないですが、配役はなかなか良かったです。

「クローバーフィールドの続編」と期待しながら見ると肩透かしを食らいますが、密室サスペンスとしては十分に楽しめました。
どうせなら未知の生物が登場すると期待させるようなタイトルや宣伝はやめればよかったのに。
ありがちな密室サスペンスを見ていたつもりが実はSFだった!みたいなサプライズがあればお得感3割増しくらいだったのでは。

最後のエイリアンとの戦いが取って付けたようですが、彼氏と別れてウジウジしてたミシェルが、自らの意志で戦地へ向かうというラストは非常に気に入りました。
あれがあったおかげで作品全体の印象が引き締まったと感じましたね。
SFテイストが最後の最後まで前面に出てきませんが、閉鎖的な物語の裏でエイリアンが大暴れしていたというのは、見終わった後に余韻を与えてくれます。

しかし、地下で異常者と暮らすのも地獄、地上でエイリアンと死闘を繰り広げるのも地獄。
自分ならどっちを選ぶか。。。やっぱりエイリアンかな。

↓このパッケージ、オチを見せ過ぎだって(汗)




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  1. 2016/10/21(金) 18:51:21|
  2. SF
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スプラッター映画の巨匠H・G・ルイス監督死去

「血の祝祭日」「2000人の狂人」「血の魔術師」などでスプラッター映画ファンにはお馴染のハーシェル・ゴードン・ルイス監督が、2016年9月26日に亡くなられたそうです。

スプラッターの先駆者ハーシェル・ゴードン・ルイス監督が死去[映画.com ニュース]
http://eiga.com/news/20160927/13/


スプラッター映画という概念がまだ無かった60年代から、大量の血糊を飛び散らせ、人体を見世物のように切り刻んでいた監督ですね。
エクスプロイテーション映画といわれるエロや暴力を見世物にした映画を撮っていた方ですから、どこまでも見せてしまうその過剰なまでのサービス精神を持って撮った一連のホラー映画の描写も凄かった。
それらはドライブインシアター向けに作っていた作品なのですが、こんなの当時の普通の映画館じゃ公開できなかったでしょうね。
一般的な映画作品として見れば脚本、演出を始めとする全ての要素があまりにもお粗末だし、低予算なスプラッター描写も今の商業映画のレベルを期待したら落胆するかもしれません。
でもここまでのパワーを秘めた作品っていうのは現代でもなかなかありません。
個人的には最もパワフルでクレイジーな「2000人の狂人」が一番好きですね。
1970年代初頭に映画製作から手を引きましたが、2000年代に突如「ブラッディ・フィースト 血の祝祭日2」で監督に復帰。
実は未見なので、これを機に中古DVDを探してみようと思います。

昔から慣れ親しんだ作品の生みの親が亡くなるというのは、自分の体の一部を失ったかのような喪失感を覚えますね。
少し前の「血の魔術師」に続き、今年は「血の祝祭日」がリメイクされたりして、H・G・ルイス監督がまたクローズアップされると思っていたのに残念。
心からのRest In Peaseを。。。

「血の祝祭日」


「2000人の狂人」


「カラー・ミー・ブラッド・レッド」


「悪魔のかつら屋」


「ゴア・ゴア・ガールズ」


「血の魔術師」


「ブラッディ・フィースト 血の祝祭日2」


リメイク版「血の祝祭日」


    
   
  



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テーマ:ホラー映画 - ジャンル:映画

  1. 2016/09/28(水) 19:39:24|
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プロフィール

かひ

Author:かひ
映画大好きです。今まで映画にどれだけお小遣いを注ぎ込んだか…。でも最近はamazonマーケットプレイスで激安中古DVDを買い漁って楽しむのがマイブームです♪価格1円+送料340円なんていう素敵な値段で買えるDVDがたくさんあるんですよ~。

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